日誌

6月は薔薇

毎月の校長講話は、楽しみでもあり、悩みの種でもあります。
でも、今月はどんな話にしようかと、ネタを考えるのは楽しい時間になっています。
4月は「チューリップ」5月は「あめふり」を歌うことから、個性を大事にしようとか、いじめは止めようといった話をしました。



6月の歌を考えていたら、6月の花は「薔薇」という記事を見付けたので、シューベルトの「野ばら」を歌うことにしました。せっかくなので、ドイツ語で歌って聞かせましたが…。
多少無理を覚悟で、野ばらの作詞をしたゲーテの言葉から話題をさがしました。
「その習慣によって楽しい日には自分の喜びをさらに深め、悲しい日には立ち直ることができる」
この習慣とは良い本を読むことです。小学生のときに、素敵な本との出会いがあればその後の人生がとても豊かになるであろうことを伝えました。雨が多くなるこの季節、藤井小学校の図書室が、児童であふれるといいなぁと思っています。