日誌

いつの時代も…

いつの時代も、子どもが夢中になるもの、面白いと思うことに、大人は歯止めを掛けようとして悪戦苦闘するもののようです。今、話題になっているのは、オンラインゲームでしょうか。先日、新聞の見出しに
 ゲーム開始 年少ほど依存
とありました。神奈川県で中学生を調査したそうです。習慣的に遊び始めた年齢が低い人ほど、中学生になったときに「ゲーム依存」の度合いが強いそうです。世界保健機関は今年の5月に、ゲームにのめり込み、生活や健康に深刻な影響が出た状態を「ゲーム依存症」と認定しています。ゲームで遊び始める年齢を遅くすることが、依存するリスクを下げることにつながると言われています。親自身も、ゲームのやり過ぎに注意し、1日のゲーム時間を決めるなど、家庭内でルール作りが大切です。もちろん、お互い納得して決めないと意味がありません。子どものことをいい意味でコントロールするのは大人の務めだと思います。デジタルネイティブと呼ばれる今の子達はかなり手強いですが…。
野球もテレビも、かつて子どもが夢中になって大人が心配したものでした。昔々、本が世に登場したときも大人は心配したに違いありません。しかし、上手なつきあい方さえ身に付けば、今はどんどん読みなさい…。



1学期に100冊を超える図書の本を借りている児童がいます。1年生にも40冊を超える児童がいました。子どもが夢中になれるものがあることは、決して悪いことではないと思います。大人が上手なつきあい方を教えてあげることが大事なのだと思います。