日誌

4年生宿泊学習 in太平少年自然の家

 6月19日(水)、20日(木)の二日間、県立太平少年自然の家に宿泊学習に行ってきました。この宿泊学習では、規律ある集団行動の中で、仲良く協力し合い、自分たちで考え行動することをめあてとして取り組んできました。

*杉板焼体験・・・杉板を利用して、一人一人が自分だけの作品を作りました。
 杉板全体をかまどでよく焼いて、たわしで表面の炭を落とし光沢が出るまでよく磨きます。
   
    
  

*ナイトハイキング・・・夜の山道を歩き、星空など夜の自然を感じる活動です。

 残念ながら、スタート時はまだ明るく、ゴール地点では栃木市内の夜景が見えてきました。天候が心配でしたが、自然の家に戻ってくるころにポツリと雨が落ちてきました。
    
    

*ネイチャービンゴ・・・双眼鏡や虫眼鏡を使いながら、自然の家の周りのコースを歩いて自然を観察する活動です。
 樹木や植物の葉の様子、野鳥を観察しました。多くの野鳥の鳴き声はするものの姿を探すことは難しかったです。あじさい坂は、紫陽花がちょうど見ごろでした。
    
    
   

*宿泊施設での生活の様子
 部屋の友だちと食事です。お腹いっぱいいただきました。ごちそうさまでした。
   
     
    

 
      【大中寺にて】           【宿泊施設玄関前にて】

 一日目の入所式では、自然の家の先生から「自分でできることは、自分でやる」ということと、「来た時よりも美しく」ということの話がありました。子どもたちも、このことを常に頭に置きながら活動し、生活していたようです。

 宿泊体験を通して、子どもたちには多くの学びがあったように思います。友だちとの協力、相手を思いやる優しさ、自分から考えて行動する自主性、自分の仕事をしっかりやり遂げる責任感など多くの場面で見取ることができました。

 自然の家の先生方のご指導のもと、子どもたちは意欲的に活動することができました。大変お世話になりました。退所式を終えた子どもたちは、やり遂げた思いの自信に満ちた笑顔で太平山を下山してきました。