日誌

車いすバスケット交流授業(4年生)

 栃木県車いすバスケットボール連盟会長の佐々木清美様、森本宏美様に来ていただきました。北小は、4年生が総合の学習の時間の中で、福祉について学ぶため、毎年佐々木様に車いすバスケット体験交流の授業をお願いしています。
 はじめに通常の車いすとバスケットボール用の車いすの違いについて学びました。次に実際に車いすにのって、2チーム対抗のリレーを行いました。初めて乗る子が多く、動かし方が難しかったようですが、子どもたちはすぐにコツを習得してカーブも小回りで回れるようになりました。
 次は、いよいよバスケットボールです。パスを上手くつなぐチームプレーや助け合ってゴールを目指す楽しさにみんな夢中です。あまりバスケットボールの経験がありません。はじめは一人でボールを抱えてシュートするプレイでしたが、声を掛け合ってボールをつないでいくパス回しのプレイにいつの間にか変容していました。自分たちでチームで助け合うことに気づいたようです。見応えのある試合でした。
 最後に佐々木さんから講話をいただきました。車いすの生活になってからのお話に心を動かされたり、福祉とは?ハンデとは?ボランティアとは?と自分の考えを持つことができたりしました。子どもたちが社会福祉について理解を深め、全ての人が助け合って幸せな生活が送れるよう、これからの生き方の中で自分たちにできることを実践していけると期待しています。

 
 
 

 なお、今回の「車いすバスケット交流授業」は、NHKと栃木ケーブルテレビの取材を受けており、下記の日時に放映されます。ぜひ、御覧下さい。

 NHK 「とちぎ640」 10月4日(水)18時40分~
 栃木ケーブルテレビ(CC9) 「とちぎHOTステーション」 10月5日(木)16時~
                   再放送 当日18時~ 20時~ 翌日 9時~ 12時~