タブレット活用事例

スタート画面の設定について

 本校では、どのタブレットを使う場合も先生方や児童が同じ画面で使えるように、スタート画面をほぼ同じになるように設定しました。
 Windows10には、パソコン向けのデスクトップ画面と、タブレット用スタート画面が用意されていて、切り替えて使えるようになっています。本校のタブレットにはキーボードもついていますが、キーボードをつけてしまうと携帯性が悪くなってしまいます。先生方が気軽に教室へ持って行ってくれなくなるのではないかと考え、キーボードは別に保管してあり通常は使用していません。ですから、本校のタブレットはすべてタブレットモードにして、指のタッチ操作だけで操作してもらうようにしてあります。タブレットモードにすることで、アイコン(Windows10では「タイル」と呼びます)が大きくなり、指でタップしやすくなります。また、デスクトップのアイコンはダブルクリックの煩わしさがありますが、タブレットモードのタイルは1度タップするだけで開くことができ、快適です。

 あとは、よく使うソフトやフォルダのショートカットをこのスタート画面に作成し、並べ替えておくことで、使い勝手が断然に良くなるものと思います。以下が本校のタブレットのスタート画面です。



 Windows10付属のものとしては、「カメラ」「フォト」「ボイスレコーダー」「Grooveミュージック」「Microssoft Edge」「電卓」「Cortana(音声入力)」「マップ」「設定」等のタイルを、スタート画面に「ピン留め」してあります。 
 このタブレットには、「Microsoft Office」(Word,Excel,PowerPoint)が入っていませんので、文書を作成することはできません。その代用として「OneNote」もスタート画面においてあります。
 また、英語の「Hi Friends!」や「Google Earth」などもインストールして、ショートカットを作成しておきました。「ひまわりポケット」は業者テストの付録でついてきたものです。そのほか、画面に直接手書き入力するためのフリーソフト「Screen Pen」や「白板ソフト」、映像を遅延再生させるためのフリーソフト「Lag Mirror」も入れてあります。

 また、児童に調べ学習をさせる際に役立つ「Yahoo!きっず」や「NHK for school」、計算技能の習熟に役立つ「勇者計算騎士ナリガイガー」へのショートカットも作りました。

   導入時に研修で使った資料はこちらです。 → Windowsタブレット活用研修会.pdf