活動の様子(R6)

「空気でっぽう」には、ふしぎがいっぱい!

 子ども達が、授業の中で発見した疑問を紹介します。

「空気でっぽうの玉を、筒のどの位置に置いたら、最も遠くに飛ぶのか?」

 4年生「とじこめた空気や水」の単元の学習です。
 子ども達は、「空気でっぽう」を飛ばしながら、いくつもの「空気でっぽう」のふしぎに気づいていきました。

 体育館で、めいいっぱい「空気でっぽう」を飛ばし終わった後、教室に戻って、自分の発見を黒板に書いていきました。

 子ども達の意見の一部です。

〇 空気でっぽうの向きを少し上げると、遠くへ飛ぶ。
〇 空気が押し返される力が強ければ強いほど、玉が遠くへ飛ぶ。
〇 真上に飛ばしても、遠くへ飛ばない。


そんな中、次の意見が、注目されました。

〇 筒のはじに、「押し棒」をつけると長く飛ぶけど、筒の中心に「押し棒」を
  つけると、あまり飛ばない。


この意見が、冒頭の疑問につながっていきました。

子ども達は、「空気でっぽう」を飛ばしながら、その現象で疑問に思うことを発見できる力が、確実に身についてきているようです。

これからの単元の学習で、子ども達が、さらにどんな科学的な思考の深まりを見せるか、楽しみです。