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民話の語りスタート!

 

今年度も、民話を語ってくださる「ふくべの会」の皆さんが来校してくださいました。

心に残る日本の昔話を語り継いでくださるこの活動は、子どもたちにとって毎年楽しみにしている時間です。

今年のスタートを切ったのは、5年生です。

5年1組では、「かっぱの舟」というお話を聞かせていただきました。増水した村で流されてしまった男の人を、助けようとするかっぱ。そして、ネズミなどの動物たちも次々と助けていくというお話でした。

 

 

「次に助けに来るのは誰だろう?」「このあとどうなっちゃうの?」と、子どもたちは話の展開を想像しながら、ドキドキワクワク。語り部の方の表情や声の抑揚に引き込まれ、身を乗り出して聞き入る姿が印象的でした。

5年2組では、鹿沼市の板荷地区に伝わる「茶」に関するお話をしていただきました。朝に茶を飲むと、その日は素晴らしい日になるとの言い伝えを知った児童は、自分の朝食を振り返りながら、楽しそうに聞いていました。

 

素朴だけれど、心に響く民話の世界。子どもたちの心の中にも、静かに温かく残ったようです。