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道徳教育応援チーム学校訪問

 道徳教育応援チーム派遣事業を活用し、6月7日(水)道徳の授業を参観していただきました。

 私たちは、友達がどんなことを考えているのかな?と疑問に思ったり、自分の気持ちを分かってもらえるかな?と不安になったりします。だからこそ、教育活動後の振り返りの言葉を共有して、互いの考えに触れる機会を増やし、学校が安心して生活できるところにしたいと考えています。教育活動すべてが道徳教育であるとされる中で、「道徳教育の要」として道徳の授業があります。「人間のもつ弱さ・醜さを表出する中で、友達の意見を聴き、多様な考えに触れ、自分自身の考えの変容を感じ取れる」そんな道徳の授業を目指しています。

授業の教材はきっかけ、そこから自分自身の経験を振り返り、その時の気持ちを思い出しながら話してみる、その気持ちを「うん、うん、うん」って頷きながら共感したり、「そんな気持ちになるんだ~」って知ることがスタート。なんでそんな気持ちになったのかな?って・・・さらに深めていく・・・。話しながら自分自身と向き合えるようになる。

子どもたちは、モヤモヤした気持ちを少しづつ言葉にできるようになっています。

参観後、「様々な授業形態(コの字、グループ、扇型)を工夫されている」「ICTを使うことで一人一人の経験や考えをすぐに共有でき、新たな発問が生まれる」「特別支援では構造的な黒板の工夫がされている」などの感想をいただきました。発達段階を踏まえ、子どもたち一人ひとりの道徳的価値を高められるように研究を進めていきます。

お忙しい中お越しいただいた栃木県教育委員会義務教育課指導主事、下都賀教育事務所学校支援課副主幹、壬生町教育委員会指導主事の先生方、ありがとうございました。