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2年生合唱発表会・立志式

 2月16日(金)延期されていた2年生の合唱発表会が実施されました。どのクラスも素晴らしい歌声を体育館に響かせてくれました。子どもたちの想いが伝わりましたか?

 各クラスの集合写真を残せるのもわずかということもあり、移動の合間に記念写真!昼休みを利用した練習の成果を発揮できて、子どもたちの笑顔はこぼれんばかりでした。こうした達成感を味わえるのも学校ならでは、一つ一つ幸せな時間を積み上げてほしい、そう願います。 

  教頭先生お手製の賞状には、各クラスが歌った合唱曲の歌詞の中の光るフレーズが書かれていました。子どもたちは大人になったときに、ふとそのフレーズを口ずさんでいるかもしれませんね。

 

 そして、立志式のスタートです。

学校長講話「立志の意味は『志を立てること』『将来の目的を定めて、これを成し遂げようとすること』とあります。また、立志式とは日本古来の儀式『元服の儀』と言われていました。(中略)立志おめでとうございます。皆さんの立志の作文を読ませてもらいました。一人一人の志がうかがえる作文でした。4月からは最高学年です。ぜひ南犬飼中学校の伝統を引き継ぎ、下級生を引っ張っていってください。(中略)大切なことは1学期の始業式に話した『失敗から学ぶ』と言うことです。皆さんは今後たくさんの失敗を経験します。その失敗こそが自分にとって貴重な経験なのだということを忘れないでほしいと思います。失敗を恐れず、チャレンジ精神をもって行動を起こし、皆さんの前にある『夢』や『希望』、そして『可能性』というおおきな道が未来に伸びていくことを願っています。立志を迎えたこの機会に、ぜひ自分の可能性にチャレンジしてほしいと思います。」

 僕は将来、困っている人がいたら助けたり、ルールや決まりごとを守ったり、自分が思うよい行動をしていき、徳を積んでいける人になりたいと思っています。僕の好きな言葉として「塵も積もれば山となる」という言葉があります。自分はこの言葉のようにどんな小さなことでも、そのことを続けていけば大きなものになると信じているので、小さなことでも自分が思うよい行動を続けていけば、何かしらの形でその努力は報われて自分に返ってくるのです。また、自分の経験として、誰かを助けるなどのよい行動をしたら「ありがとう」と言われたり、褒められたりして、自分が嬉しい気持ちになり、その結果お互いがよい気持ちで過ごせたという経験があります。その経験から、よい行動をすると何かしら自分に恩が返ってくると気づけたので、よい行動をして徳を積んでいける人になりたいです。

 当たり前のことが当たり前にできる人になりたいと思っています。私は今年、学級委員と部長になりました。そのとき、先生から「範を示すこと、人より動くことが大事だと」を教わりました。そのときから、周りへの気遣いや声かけを意識するようになりました。最初はなれないことが多く、先生や友達に聞いてばかりでしたが、徐々に慣れてきて、やりがいを感じるようになりました。これからも仕事にもっと責任感をもって取り組んでいきたいと思います。この立志を機に、当たり前のことが当たり前にできる人になりたいです。

 代表生徒だけではなく、2年生全員が「立志作文」と「立志の書」を作成しました。後日お子様の作品をご覧いただけたらと思います。

 教室に戻ると保護者の方々からの手紙が渡され、一言一言をかみしめるように読む子どもたちの瞳には涙が浮かんでいました。

 言葉にするからこそ伝わる想いに触れ、子どもたちはまた一回り成長することができたことでしょう。

 たくさんの保護者の皆様に足を運んでいただきました。皆様の支えがあっての今この時です。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。