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研修から実践へ(英語・社会)

 英語科では町内小中学校の教職員でチャットを活用しています。タブレットの有効活用事例を簡単に共有することで、町全体の英語力の向上を図っています。本校からは、デジタル教科書の活用とともに、紙の教科書にラインマーカーしながら自分のペースで本文を読み取り更に深く調べたいことを辞書やインターネットを用いて、自ら新しい知識を習得しています。子どもたちは”person”や”people”のニュアンスの違いなども気になるようです。

 社会科では、1学期・夏休みの研修から『教科書の読み取り⇒自らの問いの表出⇒調べ学習⇒まとめ⇒振り返り』という学習の一連の流れを追って進めることに挑戦し始めました。子どもたちは、スプレットシートに個人がまとめたレポートのURLを貼り付け、互いに見られるようになっています。友達のレポートをのぞかせてもらったら、コメントを残すようにしています。個別最適な学び協働的な学びが融合する環境を整えています。

 英語も社会も、自分自身で教科書を読み解く読解力を養っています。同時に、これからのVUCA時代に必要とされる「自ら課題を設定する」という「問いを見出す」力の育成にもつながっています。子どもたちは、互いのコメントを読みながら嬉しそうにほほ笑んでいました。自分が興味をもって調べた内容について、友達が認めてくれたり共感してくれたりする経験は、さらなる学習意欲を刺激してくれます。「見えない学力を育て、見える学力を伸ばす」2学期の学習テーマに添って、一人も取り残さない確かな学力の育成を目指します。