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国語科 研究授業

 11月17日(木)5年生国語科の研究授業が行われました。説明文の中の資料(図や表やグラフ)がどのような効果をもっているのかを考える授業でした。子どもたちはデジタル教科書を使って、それぞれの資料がどの文章と関連しているのかを、マイ黒板に切り抜きながらまとめていました。「もしも資料が付いていなかったら?」の教師からの質問に「証拠がない」「資料は分かりやすくするためにある」としっかりと意見を述べていました。

 子どもたちは話合い活動を通して、自分自身の考えが友だちと同じであることにほっとしたり、友だちの考えを聞いてなるほどと納得したりしながら、資料がもつ効果について考えを深めていました。「写真ではなくイラストだと、実際に存在したか分からない。空想の動物かもしれない。」「グラフがあることで天然林面積と絶滅危惧種の捕獲量の関係が分かりやすい」「つながって考えられる。」など、授業のねらいを達成していました。

 デジタル教科書の活用で、子どもたちが思考する時間が生まれ、今までよりも深く考え話し合うことができるようになりました。一方で、「画面上の表現」と「言葉での説明」のリンクをどのように養っていくのか課題になってきました。子どもたちの話合い活動と効果的なICTの活用について、まだまだ先生たちの「挑戦」は続きます。