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2020年12月の記事一覧

2学期の終業式を行いました!

 12月25日(金)、ZOOMを用いて、各教室で第2学期終業式を実施しました。







 各学年の代表生徒(1年 岡本優姫さん、2年 横山胡春さん、3年 森 風香さん)は、2学期努力したこと、できるようになってきたこと、学級の成長、学年の雰囲気の変化などを、堂々と発表しました。また、学校行事を行えたことの喜びや先生方への感謝の気持ちも添えていました。

 今学期のテーマは、「『心 High Standard』の実践のために! 当たり前のことを、ばかにしないで、ちゃんとやれる人が、できる人 ABCDの法則」でした。
 多くの制限の中、学校行事を行うことができました。学級や学年集団としての成長が見られました。その2学期の様子をスライドで振り返る動画を視聴しました。







各学年に以下のようなメッセージを述べました。

 1年生は、授業中、友達の考えを聞くことが素晴らしく良くなっています。友達の方に身体を向けて、聞いている様子がたくさん見られます。また、メモを取りながら話を聞くことも出来てます。この2つができるため、グループ活動も活発に行うことができます。素直に聞き入れることができる生徒は伸びます。互いを高め合える学級・学年をこれからも作り上げてください。

 2年生は、各学級のリーダーが、自分たちの学級や学年の良いところを話し合い、改めなければならないことを皆で変えようとしています。こうした取組は実に素晴らしいです。来年2月、人生の節目である「立志」を迎えます。将来への決意を明らかにする時です。すでに、部活動は伝統を引き継ぎました。新たな生徒会役員も決まりました。いよいよ、名実ともに本校の中心として活躍が始まるのが3学期です。皆さんの言葉、表情、態度で学校は変わります。その覚悟と行動に期待しています。

 3年生、修学旅行に行けて本当によかったですね。仲間との大切な思い出ができました。この後、学級の雰囲気が明らかに和やかになりました。授業中の表情にも変化が出てきました。授業が勝負の場であることに気付いた人が増えてきました。互いを認め合い、そして高め合う学級・学年になってきたことを心から嬉しく思います。年が明けると、いよいよ私立高校の受験が始まります。自分を信じて試験に臨んでください。

 先生方は、生徒が輝くための学校行事を企画してくれました。そして、一人一人の生徒の良さや成長を嬉しそうに話してくれました。先生方が、決して後ろ向きにならなかったから、様々な取組ができました。

 8月から5ヶ月に渡る長い2学期でした。出来ないことを嘆かず、できることに目を向けてくれた生徒の皆さんと先生方、支えていただいた保護者や地域の皆様のおかげで、実り多い学期となりました。

学校だより12月号

 8月から始まった、例年よりも長い2学期を予定通り終了することができます。保護者や地域の皆様への公開はかないませんでしたが、学校行事を実施することもできました。たくさんのご協力やご支援に対し、心から感謝申し上げます。

 学校だより12月号ができましたので、ご覧ください。






本日の「図書コラボ給食メニュー」(第5弾)

 本日(12/18)は最後の図書コラボ給食メニューでした。

 最後に紹介する本は朝井リョウ「チア男子!!」です。


 柔道一家に生まれた主人公・晴希。ケガを理由に柔道を辞めたとき、友達の一馬からチアリーディングをやらないかと誘われました。初めはいやがる晴希でしたが、一馬と一緒にチアリーディングを始めました。チアリーディング経験のないメンバーが、苦戦しながらも団結し、全国大会優勝を目指して戦う青春小説です。

作者である朝井リョウさんの出身校である早稲田大学の男子チーム「ショッカーズ」がモデルとなっています。アニメや映画化もされていますので、是非本と合わせて楽しんでください。


 本日の献立は、主人公・晴希が通う「ひまわり食堂」の定番メニュー「カツカレー」です。カツカレーに使っているカレーには、2種類のルーが入っていました。また、ソースとケチャップがかくし味に使われていました。そして、カレーに使われている豚肉は、ワインにつけこんでおいたそうです。おいしくいただきました。

 連日、「図書コラボ給食メニュー」を紹介してきました。これをきっかけにして、本を手に取ってじっくりと読んでください。


読み聞かせお世話になりました!

 12月17日(木)は2年生、18日(金)は3年生のすべてのクラスで、ボランティア「アライグマ」さんによる読み聞かせが行われました。






 様々な分野・作家の本を選書し、生徒たちに読んでいただきました。本当にありがとうございました。これをきっかけに本を好きになる生徒が増えることを大いに期待しています。

 また、スペシャル企画として、3年生の有志が1・2年生に対して「ブックトーク」を行っていました。高校受験を前に、慌ただしい毎日を送っているにも関わらず、後輩のために楽しいトークをありがとうございました。心が和むひとときでした。





 

新入生入学説明会を行いました!


 12月17日(木)、入学説明会を行いました。この日は、朝から冷え込んでいました。しかしながら、4つの小学校の6年生を迎えるということもあり、心は晴れ晴れとし、暖かさは増すような思いがしていました。(会場の新体育館は、大型の暖房を4台つけていましたが、窓を開けていたため正直寒かったです。)



 生徒指導主事から「中学校の生活について」、生徒会役員から「生徒会組織や専門委員会について」「主な学校行事について」「部活動について」写真や動画を用いて説明がありました。




 6年生の皆さん、保護者の皆様、来年4月の入学を生徒及び教職員一同楽しみに待っています。

本日の「図書コラボ給食メニュー」(第4弾)

 本日(12/17)の図書コラボ給食メニューの本は、JK・ローリングの作品「ハリー・ポッターと秘密の部屋」です。


 ホグワーツ魔法学校で、楽しい生活を送っていたハリーは、夏休みだけ意地悪なダーズリ
ー家に帰っていました。そんなある日、ハリーの元へ妖精がやってきます。妖精はハリーに「学校に戻ってはいけない。」と警告しました。それでもハリーは、その警告を無視して学校に戻ってしまい、また楽しい学校生活を送っていました。しかし、ハロウィンの夜に不吉な事件が起きて、次第に事件へと巻き込まれてしまうお話です。

 本日の献立は、本の中に出てきた料理「シェパード・パイ」です。シェパード・パイは、羊の肉を使ったイギリスの伝統料理です。

 豚のひき肉のミートソースの上にマッシュポテトをのせて、オーブンで焼きました。バターがたっぷり入っていて、ボリュームがある料理です。本の中では、魔法学校の食堂で用意されていました。

本日の「図書コラボ給食メニュー」(第3弾)

 本日(12/16)の図書コラボ給食メニューの本は、新海誠の作品「天気の子」です。


 2021
年の夏、異常気象によって雨が降り続く世界での物語です。主人公は、高校1年生の帆高(ほだか)という少年です。帆高は家出をして東京でアルバイトとして働いていました。帆高は「100%の晴れ女」という、都市伝説を知ります。そして、帆高は晴れ女・陽菜(ひな)に出会います。陽菜は、短時間の間に晴れをつくることができます。帆高は陽菜の力でビジネスをすることを思いつき、「晴れ女」の仕事を始めます。そのせいで有名になった二人が、トラブルに巻き込まれてしまうお話です。

 本日の献立は、主人公の帆高が陽菜につくってもらった「ごま油香る豆苗ポテチャーハン」と、「バリバリ食感サラダ」です。

 ごま油でいためたチャーハンの具に、くだいたポテトチップスをまぶしています。豆苗とポテトチップスを入れたチャーハンはどんな食感がするのでしょうか。よく混ぜて食べました。

「バリバリ食感サラダ」は、本のなかではベビースターラーメンを砕いて入れています。本日は、中華麺を揚げました。バリバリとした食感を楽しみました。

本日の「図書コラボ給食メニュー」(第2弾)

 本日(12/15)の図書コラボメニューの本は、上橋菜穂子の作品「精霊の守り人(もりびと)」です。

 主人公のバルサは、ある日、川に流されていた少年を助けます。少年の正体は、新ヨゴ皇国(こうこく)の第2王子・チャグムで、異世界に暮らす精霊の卵を持っていました。その卵をめぐって、あらゆる人間や怪物が王子を狙っていました。王子の母から、彼を連れて逃げるよう頼まれたバルサは、王子を連れて仲間と共に旅に出るお話です。このシリーズは、1巻ごとに完結するので、どこから読んでも楽しめます。




 本日の献立は、主人公・バルサのために、仲間がお弁当屋から買ってきた「ノギ屋の鶏飯丼」と主人公の幼なじみ・タンダの作った「タンダの山菜汁」です。

「ノギ屋の鶏飯丼」は、焼いた鶏肉にリンゴとトウバンジャンで作ったタレを掛けてご飯の上に乗せたものです。

「タンダの山菜汁」は、7種類の山菜がしょうゆベースのスープに入っています。

本日の「図書コラボ給食メニュー」(第1弾)

 本日の図書コラボメニューの本は、住野よるの作品「かくしごと」です。

主人公は、タイプがまるっきりちがう5人の高校生。不思議と気があい、仲良くなった5人の男女それぞれに秘められた特別な力と小さなかくしごとが、高校生活の中で交差していきます。期末テストから文化祭・修学旅行と、学校生活を彩るイベントの数々が描かれています。5人の、恋愛関係とも友情とも違った微妙な距離感が心地よい話です。


 本日の献立は「ソース焼きそば」です。主人公5人がお花見をしたときに、仲間の一人が持ってきたのがソース焼きそばです。おいしい冬キャベツをふんだんに使っています。焼きそばのソースはこだわって2種類入っています。焼きそばは、縁日の屋台でも定番のソウルフードです。みんなで食べるとさらにおいしさが増します。


校内読書週間が始まりました!

 今年度は、毎日、朝の読書を行っています。また、学級文庫も新たに設置しました。読書の時間の前から、自席で本を読む姿も見られるようになってきました。

 
本校は、2学期の学校行事の関係で、秋に読書週間を設定することができませんでした。そこで、12月14日(月)~12月18日(金)を校内読書週間としました。読書週間の取組として、ボランティアの皆様による読み聞かせ、本に出てくる料理を給食メニューとして提供する学校給食とのコラボレーション、おすすめの本の紹介などです。
 






 12月14日(月)、壬生町立図書館読書ボランティア「おはなしアライグマ」の皆様による読み聞かせを行いました。
 「身体の大きな中学生を相手に読み聞かせをすることは、これまでほとんどなく、緊張しているんです。」と教室に向かう前に話してくれました。









 この日、1年生が読んでいただいた本は、以下の通りです。
「火のなかの声」(大川悦生)、「初天神」(川端誠)、「クマのあたりまえ」(魚住直子)、「転失気」(川端誠)、「冬きたりなば」(星新一)

 ボランティアの皆様には、12月17日(木)に2年生、12月18日(金)に3年生を対象に読み聞かせを行っていただきます。幼少の頃、毎日の楽しみだった読み聞かせを思い出し、読書好きの生徒が増えることを期待しています。

 ご協力いただく壬生町立図書館読書ボランティア「おはなしアライグマ」の皆様、心から感謝申し上げます。



 





生徒会役員立会演説会・投票を行いました!

 12月11日(金)、令和3年度の生徒会長候補者(2年生)、副会長候補者(1年生)による立会演説会を行いました。
 例年は体育館で行ってきましたが、今年度は感染症予防対策のため、放送室と各教室とをパソコンで繋ぎ、「ZOOM」を用いて実施しました。

 1年生4名、2年生5名のすべての立候補者は、自分の公約や生徒会に対する熱い思いを、原稿を見ることもなく堂々と述べました。その姿を目の当たりにし、リーダーとして活躍してくれることを頼もしく思いました。







 演説終了を受け、すべての選挙運動が終了したことと投票時の注意点について、選挙管理委員長から説明がありました。



 投票は、各学年のフロアーで行いました。
町役場より投票用紙記入台と投票箱をお借りし、実際の選挙と同じような方法をとっています。






 次期生徒会本部役員を選出するのにふさわしい厳粛な雰囲気の中、演説会や投票が行われていました。


教室の寒さ対策

 新しい生活様式は、冬も同様です。教室は暖房を使用していますが、定期的に窓を開けての換気を行っています。したがって、例年よりも、教室内の温度が低く感じるられることが多いと思います。

 そこで、教室で「膝掛けを使用してもよい」こととし、使用の際の留意事項を生徒会役員と代議員で話し合って決めました。生徒たちで意見を出し合い協議した概要は、以下の通りです。

○期間 12月から3月
○時間帯 午前中
○使い方 
 ・記名をする。教室内のみ。羽織ったり、膝掛けで遊んだりしない。貸し借りはしない。使用しない場合は、ロッカー内で管理する。




 自分たちの学校を自分たちの手で良くしていこうとする「自治の力」が育っていることを嬉しく思います。これからも、生徒とともに「考動」していきます。


本校が進めるキャリア教育

 本校のビジョンは、「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」です。

 学校生活を楽しく充実したものにし、幸せな時間をたくさん見い出してほしいと願っています。生徒の幸せは、保護者や地域の皆様、私たち教職員の幸せでもあるからです。そして、将来に向かって自分自身を輝かせてほしいと思います。

 本校では、総合的な学習の時間に「キャリア教育」を行っています。第1学年で行っている取組を紹介します。「大人って素敵だな。」「働くってかっこいいな!」と思える身近な職業人を講師に、話をお聞きしたり、質問をしたりして学んでいます。

 第1回(11/13)は、宇都宮ブレックスU-15ヘッドコーチ 荒井尚光 氏をお招きし、講話と実技を行いました。




 
 第2回(12/4)は、栃木県庁(教育委員会総務課 指導主事) 鈴木啓介 氏、佐野ラーメン予備校 若田部賢 氏、ヘアーアンドメイクKクラス 富川裕平氏、Friday for future nasu 益子実香 氏、法律事務所(弁護士)薄井里奈氏をお招きし、仕事についての講話と質問を行いました。












 「高学歴やお金持ちであれば幸せがつかめますか?」「社会の中で幸せに生きていく上で大切なものは何ですか?」「自分はかっこいい大人ですか?」などの質問を真剣にしている姿が印象的でした。




 生き方を考えること、正解のない答えを自分なりに見つけることが、これからの時代を生きていく生徒に求められています。

 ご協力いただいた皆様、本当にお世話になりました。

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