学校生活の様子・ブログ
冷やし中華はじめました♬ならぬ・・・
北校舎の3階まで上がると、「学週間、はじめます」というポスターが吊り下げられていました。夏休みの初めの2週間、地域ボランティアの方々を先生としてお迎えして、第3理科室を自習室開放します。受験を控えた3年生をはじめ、夏休みの宿題を携えた1・2年生も多く参加します。難しい問題に出会ったときに、すぐにヒントをもらえる安心感がそこにはあります。地域の皆様と一体となった教育活動のひとつです。本年度もたくさんの子どもたちの参加を待っています。
確かな学力を身に付けるため、数学の単元の後半には自分で学習内容を決定して進める時間を設けてます。ワークを進める子、+αのプリントに取り組む子、タブレットにアップされている難易度の高い問題に取り組む子、様々です。何をできるようにしたいのか、子どもたちは自分で判断し、自分に適した学習を選択して取り組んでいます。
1学期を振り返って、保護者の方々からの応援メッセージをハッピーボックスに掲載しました。昨日に引き続き、こちらもご一読ください。
ハッピーボックスのお知らせ⑪
6月26日(月)の授業参観に参加された保護者の方々から、授業の感想をいただきました。お昼の放送でも、子どもたちの感想とともに紹介させていただきました。ハッピーボックスに掲載しましたので、ご一読ください。
30日(金)お昼の放送では、素敵な振り返りを書いてくれた2年生の2人が協力してくれました。本校は、生徒一人一人の存在を大切にし、それぞれに違いや良さがあることを前提として教育活動を推進しています。互いを理解し合うために、感覚(価値観)の相違も含めた学びがあったことを伝えることができました。
授業アンケートにご協力いただいた保護者の皆様に心から感謝申し上げます。多様な視点からの考えに触れられる機会となりました。ありがとうございました。
スーパークールビズを始めます!
いよいよ明日から7月です。梅雨のジメジメした日が続き、気温も高くなってきました。教室ではエアコンを使用し、学習に集中できる環境を整えています。それでも登校時に自転車をこいでくると、朝から汗をかいてしまいます。生徒の過ごしやすさを考え、7月から1学期終業までの期間、【スーパークールビズ(体操着での登校・生活)】を実施します。生徒指導部より各クラスに掲示物が配付されました。
終業式当日の気温によって変更することもありますが、終業式は1学期を締めくくる大切な式ですので、制服で臨むことになります。ご承知おきください。また、教室は冷房が効いていますのでジャージの着用は個人の判断としました。教室の外に出る時には熱中症にならないよう、ジャージを脱ぐなどの工夫をお願いします。みんなで生活しやすい環境を作っていきましょう。
薬物乱用防止教室
6月30日(金)6校時に、薬物乱用防止教室を実施しました。今年度は劇団36計様による演劇、「すばらしい明日のために・・・違法薬物 買わない 使わない かかわらない」を鑑賞しました。
司会は保健委員が務め、鑑賞前に生徒に次のように呼びかけました。
「薬物乱用は、遠い場所の話ではなく、私たちの身の回りでも起こり得る話です。自分自身が薬物から身を守るため、また大切な人を守るため、今回の演劇をしっかり聞いて正しい知識を学びましょう。」
生徒自身が薬物乱用防止教室の価値を捉え、共有することで、真剣に学ぶ雰囲気が作られました。
劇団36計の方がステージから降り、生徒に「覚せい剤を使おうと誘われたらどうする?断れる?」という問いに対して、「断れます。」とはっきりと答える生徒、「友達に誘われたら断れないかも・・・。」と答える生徒と様々でした。道徳科では人間の弱さを理解するなどの【人間理解】についても考え、議論しています。「断ることが正しいのは分かっているけれど、友達に誘われたらなかなか断わりづらいよな。」これが人間理解です。道徳で理解を深めている力がこんなところでも発揮されていると感じました。人間理解をすることで、断りづらいならば、どうすれば良いかという、1つ先の考えを持つことさえできるのです。大変感心しました。
最後に保健委員長からお礼の言葉がありました。
「薬物乱用によって、脳への強い作用をもたらし、幻覚や幻聴などにより、日常生活に支障をきたしたり、周りの人たちに迷惑をかけたりすることを改めて知ることができました。また、薬物は遠い存在ではなく、簡単に手に入ってしまうものだということが分かりました。そのことを踏まえた上で、薬物の都合の良い話に惑わされないように、薬物は絶対にしないという強い意志を持って生活していきたいです。本日は、私たちのために、薬物乱用の危険性を分かりやすく教えていただき、本当にありがとうございました。」
劇団36計の皆様の迫力ある演技、その演劇を真剣に鑑賞する生徒の姿。とても価値のある時間を過ごすことができました。劇団36計の皆様ありがとうございました。
教育相談実施中!
6月27日(火)~7月5日(水)において、教育相談を実施しています。教育相談とは、担任と生徒が1対1で生徒の学習や生活の悩みなどについて話をする時間です。日頃なかなか1対1で話す機会は作れないので、生徒の思いを聞いたり、悩みを一緒に考えたりなど、生徒理解のためにとても大事な時間となります。
生徒理解。そして信頼関係。全てはそこから始まります。教育相談を通して生徒と担任の繋がりが深まることを願います。そして、生徒が安心して夏休みを迎えられることが2学期の学校生活にも繋がります。生徒一人一人の幸せな生活づくりが進められています。
Long昼休み
6月28日(水)は今年度2回目のLong昼休みでした。今回はケードロを行いました。1回目のLong昼休み後の振り返りで、次はケードロがやりたいという意見が多くあり、生徒会は生徒の思いを大切にしたいと考え、リクエストを叶えることにしました。そして、先生方にも参加を促し、教職員と3年生が警察役、1、2年生が泥棒役となって追いかけっこがはじまりました。汗びっしょりになりながら楽しんでいる姿がほほ笑ましかったです。
Long昼休みは学年の垣根を越えて、教職員も含めてみんなで楽しい時間を共有することが目的の1つです。後輩のために一生懸命に追いかける3年生、子どもたちのために一生懸命に追いかける先生方、昔はよくこんな光景をよく目にしたものです。街には子どもたちが遊べる場所が徐々になくなり、思いっきり遊べる機会が減ってしまいました。学校という場でそのような時間を作り出すことで、本校のビジョンである「夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。」を体現しています。今後も生徒たちの笑顔が溢れる学校にしていきたいと思います。
あいさつ強化週間に向けて
7月3日~7日の5日間を南犬飼中学区あいさつ強化週間としました。昨年度、初めて企画を立ち上げ、本校生徒が学区内の小学校を訪問し、あいさつ運動を行いました。今年度は昨年度の反省を生かし、テーマを「小学生に元気を与える」と設定するとともに、中学校で事前にあいさつ運動を行い、小学生に元気を与えられる準備をしてから実施することにしました。
どの生徒もあいさつを通して元気を与えられるようになろうと一生懸命に行っていました。来週のあいさつ強化週間が楽しみです。
授業参観・懇談会
6月26日(月)今年度2回目の授業参観・懇談会を実施しました。授業参観の前にPTA厚生委員の方々にペットボトル回収のご協力をいただきました。梅雨の蒸し暑い中、一本ずつ数えながらネットに回収されていました。ありがとうございました。
そして、ネットトラブル防止という題目で授業参観がありました。保護者の方にも授業に参加していただき、ネットでのやり取りの感じ方・考え方を生徒たちと比較しました。保護者の方と生徒たちの感じ方のズレだけではなく、同年代でも感じ方の違いがみられました。SNSでのトラブルは、このようなことも一因となっているようです。インターネットトラブルにならないよう、ご家庭でネットの使い方について【我が家のルール】を考えるなどのきっかけにしてほしいと思います。
懇談会は、4月からの学年や学級の様子をお伝えし、夏休みの過ごし方などについても話しました。特に3年生は夏休みに高校一日体験学習がありますので、その内容について進路指導担当から詳しい説明がありました。保護者の方からは「いよいよ進路に向けて始まるのだな」という声が聞こえてきました。
お忙しい中、たくさんの保護者の方のご来校ありがとうございました。
ハッピーボックスのお知らせ⑩
お昼の放送を、ハッピーボックスに掲載しました。
義務教育最後の3年間で道徳の授業は終了します。高校には道徳の授業はありません。だからこそ、子どもたちが「幸せな時間」を紡ぎだせる価値観をもてるよう道徳教育の要として授業の時間を大切にしています。その中で小学校の低学年→中学年→高学年→中学生と発達段階を踏まえて、道徳的価値が徐々に高まっていくことをねらっています。
6月21日(水)3年生は「生命の尊さ」について互いの考えを存分に書き込んでいました。ホロコーストに向かう列車から投げられた一人の少女のお話です。「自分が母親だったら投げられますか?」「自分の命が危うくなっても子どもを拾い上げ育てますか?」子どもたちの書き込みに対して、意見を拾い上げ全体に投げかける・・・。その言葉を聴いて子どもたちは更に追記していました。まだまだ試行錯誤しながらですが、一人一人の言葉を大切にしようとする担任の想いがそこにありました。
「今こうやって命がつながっていることは当たり前ではないことをしっかり理解し、感謝していきたい。」
「差別や人権侵害などをしないで、感謝の気持ちを忘れない。」
「一人一人が違う、同じものではない。命を傷つける言動はしない。関わってくれている人たちに感謝し、命を大切にする。」
など「感謝」という言葉が多くみられる振り返りとなりました。生命倫理に関わる現代的な課題についても、是非ご家庭でお話してみてください。生命とは何か、その尊さを守るためにはどのように考えていったらよいかなど、生命尊重への学びをより深めていけたらと思います。
ヤンゴン日本人学校との交流
昨年度本校で勤務していたM先生は今年度ミャンマーのヤンゴン日本人学校へ長期出張をしています。6月22日(木)4校時目に3年生の英語の授業において、オンラインによる交流を行いました。互いの生徒の自己紹介、ALTの先生の紹介や質問、英語を使いながらゲームを行いました。久しぶりにM先生の顔を見られて、生徒は嬉しそうでした。そして、ヤンゴン日本人学校の3年生との交流を楽しんでいました。
今年度、本校はLanguageルームを作りました。 そこでは英語のスピーキングテストを行ったり、英検の面接の練習に使ったり、外国にルーツのある生徒が日本語を勉強したりなど、言語に関わることに活用しています。ALTのK先生は母国のジャマイカのことを掲示し、生徒の興味・関心を高めました。
日本の当たり前は海外では当たり前でないことがたくさんあります。外国のことを知ることで、日本の良さを知ることもできます。世界に目を向け、多角的な視点がもてる生徒に成長してほしいと思います。