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2023年3月の記事一覧

新しい制服の導入

 本校では、令和3年度の4か月間をかけて「生活の心得」の見直しを行いました。そして、誰もが納得できる「生活の心得」に改めました。

 その中心として動いたのは生徒会です。各学級での話合い、中央委員会での話合いを繰り返し行う中で納得解を見い出しました。

 さらに、令和4年度も「生活の心得」の見直しを継続して実施しました。

 話合いの議題の1つに「制服」が取り上げられました。

 これまでに、生徒会役員による制服勉強会を行い、その内容を踏まえて全校生徒にプレゼンテーションしました。

 そして、生徒会からは、社会の変化やニーズに応じた新しい制服の導入を要望する声が上がりました。

 新しい制服の導入に関する今後の見通しについて、「当ホームページ ー お知らせ」に掲載しました。

学校だより3月号(最終号)

 先日、国民栄誉賞を受賞したプロテニスプレーヤー国枝慎吾選手は、9歳で脊髄腫瘍により車いす生活を余儀なくされました。

 国枝氏は、「日々工夫できることがあるから、毎日テニスを面白く続けることができる」と語ります。

 車いすの高さを2cm上げたところ操作性が悪くなりました。ところが、7mm上げたところ車いすの動きに変化が生まれ、結果が大きく変わったそうです。

 

 行動すれば必ず結果が出ます。小さな工夫により、結果は変わってくるのだと思います。

 

 今年度、生徒会は小さな工夫を重ね、自分たちの学校をより良いものにしようと行動しました。そして、結果を出し続けました。次年度の活動も楽しみであり、今後も目を離せません。

 

 学校だより3月号(最終号)が出来ました。ご一読ください。

 

修了式を挙行しました!

 3月24日(金)、新体育館にて令和4年度修了式を挙行しました。

 各学年の代表生徒に修了証並びに壬生町からの記念品を授与しました。

 

 学年代表生徒の発表は、しっかりと足元を見つめ、1年間を振り返っている様子が見事に表現されていました。

 共通していたのは、「学校生活を楽しめたこと」「成長を実感できたこと」の2点でした。

 

 「聴くこと」「考えをもつこと」「自分の言葉で表現すること」を継続してきた成果が子供たちの姿として表れていることを嬉しく思います。

 

【 式辞 】

 1学期のテーマは、「小さな感動を重ねる!~ 聴く力を高め、伝える力を磨こう ~」でした。
 2学期のテーマは、「私たちは無力ではない、微力なだけだ!小さな力が、世界を変える!誰かのためにちょっとだけ!【 バタフライ効果 】」でした。
 3学期のテーマは、「未来への準備!強みを知り、強みを生かそう‼成長、感謝!そしてネクストステージへ‼」です。
 このように、学期に1つのテーマを掲げて教育活動を行ってきました。

 

 

 

 学年の成長を一言ずつ申し上げます。

 1年生、学習面、生活面共にできることが増えました。
 ・定期テストに向けて計画を立てて臨む姿が多くなったこと。
 ・係や委員会活動の仕事を率先して取り組めるようになってきたこと。
 ・学級としてのまとまりが出てきたこと。
 自分以外の誰かのために行動できることは素晴らしいことです。自分を高め、より良い集団となってください。
 4月からは、後輩ができます。人の話を聴くこと、考えを持つこと、あいさつや返事など、先輩として範を示すことができる行動を心掛けてください。期待しています。

 

 2年生、皆さんの成長をそばで見ることができました。
 ・立志式で一人一人が述べた決意の言葉とそれを聞く周りの態度が本当に素晴らしかったこと。
 ・卒業式の会場を心を込めて整え、立派な態度で卒業生の姿を見届けてくれたこと。
 この学校を支える最高学年としての自覚が芽生え始めていることを頼もしく感じました。これからは、一人一人が本校を代表する顔となります。「やるときにはやる」「優しい心を持ち合わせている」というこの学年の強みを生かしてさらに成長を遂げてください。皆さんに託します。

 

 先生方、生徒を大切にし、生徒を信じ、生徒の良さを伸ばそうと努力してくれました。生徒会活動を活性化させるための土台を築き、生徒の活動を陰で支え、我慢して待ってくれました。生徒は必ずやってくれる。そして、学校を変える力を発揮してくれる。我々の期待を裏切らない生徒達に成長してくれました。

 

 「想いをカタチに」という言葉が、皆さんの行動を変え、学校を変えました。

 3学期のテーマを掲げた掲示物の周りには、学級目標が配置されています。学級目標は、飾りではなく、言葉には思いが込められたはずです。一人一人の行動が、学級を変える力になります。

 どうぞ言葉を力に変え、行動で結果を出せる学年、学校にしてください。あなたたちならばそれができます。

 

 夢や希望を持てる教育活動を通して、生徒や保護者、地域の皆様、教職員の幸せな時間づくりを応援します。

 本校のビジョンに向かってこれからも進み続けます。

 素敵な1年でした。ありがとうございました。

表彰式を行いました!

 3月24日(金)、今年度最後の表彰式を行いました。

 運動面、文化面など、幅広い分野にわたってたくさんの活躍が見られました。

 

 主な表彰は以下のとおりです。

■第47回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール 作文の部 佳作、図画の部 銅賞

■下都賀支部冬季ソフトテニス強化練習大会 女子の部 第3位、男子の部 第3位、第5位

■書初栃木地区展  優賞8名、特賞2名、推薦2名

■書初中央展 金賞2名

■小山市協会長杯バドミントン大会 第3位

■小山市長杯中学生卓球大会 女子団体 第3位

 

 

 

生徒会活動の舞台裏

 生徒会活動は、本校の誇れるものの1つであり、強みであると思います。

 「主体性を育む生徒会活動の展開」「生徒の思いを大切にする学校行事の推進」という学校経営の努力点を、見事に行動で示してくれました。

 子供たちの輝く姿の舞台裏では、輝きを演出している者の存在があります。

 

 3月23日(木)、生徒会担当職員は1・2年生に対し、今年度の生徒会活動の振り返りと労いの言葉を伝えました。

 

 

 今年度の生徒会は「心~想いをカタチに~」のスローガンの下で様々な活動をしてきました。

 今年度から始まった英会話の前には、K先生にも協力していただき、「Mr.Kの部屋」という企画を行いました。生徒のみんなが英会話に楽しく親しめるようにしたいという生徒会役員の想いがそこにはありました。K先生ご協力ありがとうございました。

 その他にも、各部長さんには「大会にかける想い」を、運動会前には「3年生から運動会への想い」を、1年生の校外学習・3年生の修学旅行の時には各実行委員長さんに「行事への想い」を語ってもらいました。

 オープンスクールの時には、保護者に方に学校生活の様子をもっと知ってもらいたいという想いからスライドショーを作成し、放映しました。

 今年度から始まった「Long昼休み」、「犬中あいさつの日」では、たくさんの生徒の皆さんが参加し、盛り上げてくれました。

 

 生徒会活動・学級活動などの特別活動は「なすことによって学ぶ」と言われています。それは、行動することによって新たな気づきが生まれたり、心の中で深く考えたりすることがあるからです。

 そして、その気づきや考えが皆さんの成長に繋がるのだと思います。

 

 今年度の生徒会活動は今まで以上に生徒の想いを大事にして活動してきました。

 しかし、それは簡単なことではなく、そこには、多くの先生方の協力がありました。計画を出すのが遅くなり、実施の直前になってしまっても、温かく一緒に活動してくださる先生方の姿がありました。

 本当にありがとうございました。

 

 今、私が読んでいる本の中に、「学校は楽しいところじゃない、楽しくするところだ!」というものがあります。まさに今年度の生徒会活動はその言葉通りだったと思います。

 

 これからの未来は、先が分からない、不透明な社会が待っていると言われています。

 しかし、先が分からないから不安になるのではなく、分からないからこそ、自分たちで何でも作っていける時代になると思います。そして、その社会を楽しくするのは、紛れもなく、自分たちの力です。

 皆さんが行ってきた南犬飼中の生徒会活動はそんな意味や価値があるのだと思います。

 来年度、新しい仲間で、新しい先生たちと、新しい生徒会スローガンの下での活動となりますが、その意味や価値は変わることがないと感じています。

 是非、みんなで、楽しい学校を作っていきましょう。

 

 「学校は楽しいところじゃない、楽しくするところだ!」という表現は言い得て妙です。

 学校の主人公である「生徒」が、楽しいところにしていく過程が楽しいのだと思います。

 

 このように、「意味を教えて、心を伝える」という丁寧な舞台裏の関わりが輝きを引き出しているのだと改めて感じました。

 

 これからも、舞台裏を支える方々を含めた「チーム南犬飼」の総力を結集し、素敵な学校をつくり上げていきましょう!