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2024年2月の記事一覧

想いは伝わる

 2月6日(火)、昨日の雪で学校周辺はとても滑りやすい状況でした。朝から多くの職員が雪かきを行いました。誰かが声をかけるでもなく、学校に来ると一人、また一人と外に出て、いつの間にかみんなで雪かきを行う姿に、チーム南犬飼の姿を感じました。

 生徒が登校し始め、職員室から教室に向かう途中にある生徒から、「先生たちで朝から雪かきしてくれたんですね。ありがとうございます。」と声をかけられました。私たちが実際に雪かきをしていた姿は見ていないにも関わらず、雪の状況などから推測し、その苦労を想像し、言葉をかけてくれました。その一言で、「朝から生徒たちのために働いて良かったな」と心から思える出来事でした。

 目に見えるものから、目に見えないところを想像する。今回で言えば、雪の状況から、先生たちの働く姿を想像したわけです。そして感謝の気持ちを言葉にしてくれました。このように心豊かな生徒に育っていることを嬉しく思います。そして、生徒のことを想う気持ちは伝わるものだなと改めて感じました。

ハッピーボックスのお知らせ

★お昼の放送をハッピーボックス(ここをクリックに掲載しました。

★1月31日(水)壬生町特別教育講演会が開催されました。私たち教職員にとって大きな学びとなりました。お忙しい中、遠方よりお越しいただき、私たちの疑問や不安を払拭する学びの機会を与えていただけたこと心より感謝いたします。ありがとうございました。

 この研修の様子は、NHKニュース630で放送されるとともに、NHKWebニュース(ここをクリック)に掲載されています。

2年生クエストエデュケーション最終発表

  2月2日(金)各企業の方々をお招きして、最終発表会が行われました。それぞれの課題に対して、子どもたちは試行錯誤してスライドを作り、プレゼンしていました。最終日の今日は「この活動を通して、どんなことを感じましたか?」「大人になったときに、子どもたちにどんなことをしてあげたい?」などを質問されて、「楽しませたい」「地域を盛り上げたい」「地域貢献がしたい」と堂々と答えていました。

 総合的な学習の時間は、各教科の見方・考え方を横断的につなぎながら、課題を解決することを通して、「自己の生き方を考えていく生徒の姿」を目指しています。よりよく課題を解決するために,生徒は地域に出かけたり,様々な体験活動を行ったり,多くの人と出会ったりして学んでいきます。ここでの探究活動は

①【課題の設定】体験活動などを通して,課題を設定し課題意識をもつ
②【情報の収集】必要な情報を取り出したり収集したりする
③【整理・分析】収集した情報を,整理したり分析したりして思考する
④【まとめ・表現】気付きや発見,自分の考えなどをまとめ,判断し,表現する
の4つの横串が実用的に多様な視点で発揮される時間となります。そして、その経験を経て、今日の子どもたちの言葉のように、自分自身の生き方へとつながっていきます。

 この1年間、子どもたちとともに地域の特徴を見つめ、子どもたちに自分自身を見つめさせ、可能性を引き出す様々な取り組みを実施して、体験活動をさせてくださった各企業の方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも子どもたちの成長を見守っていてください。よろしくおねがいします。

特別道徳授業

 2月1日(木)6校時、3学年全体で道徳の授業を実施しました。

 内容項目C-(18)国際理解、国際貢献「身近な人から国外の現状について話を聞き、国際的な視野に立って、自分にできることで世界平和と人類の幸福に貢献しようとする実践意欲を育てる」についての授業を行いました。

 講師は、前年度本校に勤務していた教諭です。先生は、現在ミャンマーのヤンゴンに海外派遣として勤務されています。そのため、現地からオンラインで授業してくださいました。

 先生のミャンマーでの生活を紹介していただきながら、政治的事情やごみ問題まで本校生徒たちにとって道徳的価値について考えさせられる内容でした。また、現在の3年生は、昨年度学級担任として関わりをもっていた生徒たちでもあり、タブレットで最近の様子や受験に向けての話などの対話をする場面もありました。お互いに懐かしさを感じながら、楽しい授業をすることができました。

 実際に海外の現状を知ることは大変貴重な経験です。今年度は輝光祭でもミャンマーとオンラインで繋ぎ、現地校クイズで盛り上げてくれました。

 忙しい中、授業の準備から当日まで本当にありがとうございました。