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2022年1月の記事一覧

感染症に対する向き合い方と覚悟

 1月19日(水)、感染症が拡大していることを受け、以下のようなことを子どもたちに伝えました。

 

 再び県内外において、新型コロナへの感染者が増加しているニュースを見たり聞いたりしているかと思います。これは、どこでも起こりうる身近なことです。生徒の皆さんの家族や教職員の家族も同様です。私達のすぐそばで起こっていますが、最善の方策が取られていますので安心してください。
 万一、生徒の皆さんや教職員が不在の期間、授業内容の変更などがあっても、皆さんの協力で乗り切りたいと考えます。

 昨年度も同じような状況が何度かありました。皆さんは、動揺することなく、人を特定して傷つけるような言葉や態度も見られませんでした。皆さんの態度は立派であり、私達教職員は誇りに思いました。「犬中いじめゼロ集会」において、前生徒会長が皆さんに伝えた宣言文が浸透し、言葉や態度で示されているからだと感じました。改めてその宣言文を読み上げます。

 

 様々な立場の人たちが傷つけられる言動が見聞きされています。検査を受けた方、感染した方、病気の広がりを予防するために働いている方、そして、それぞれの家族の方。みんな新型コロナウィルスという見えない敵と勇敢にたたかい、立ち向かっている人たちです。このような人たちを傷つけるような言葉や行動は決してあってはならないのです。
 また、うわさや嘘をSNSで発信したり、それをうのみにして拡散したりすることは、不安をさらに広げる行為です。
 不安な気持ちを抱えている人はたくさんいるはずです。でも、不安な気持ちを誰かを攻撃したり仲間はずれにしたりする気持ちに変えてはいけません。みんな同じ社会、学校でともに生きる仲間です。「大丈夫?」「たいへんだね。」と声を掛け合い、寄り添い、「いっしょに頑張ろう。」と強くつながれば、きっと、この不安と危機を乗り越えられるはずです。

 

 皆さんにお願いが2つあります。
 1つ目は、ソーシャルディスタンスの再確認、手洗い、消毒、換気の徹底などの防止策を今まで以上に守ってください。
 2つ目は、うわさやネットの書き込みなど、思い込みで判断したり、うわさ話をしたりすることは絶対にしないでください。

 

 

 生徒会として主体的に行っている「シトラスリボン運動」を推進するのは、まさに今だと思います。

給食週間3日目の様子

    給食週間3日目は、給食委員による手作りのクイズ(4問)が行われました。

 

 見事正解した学級には「リクエスト献立」の権利があるそうです。リクエスト献立は3月に提供されます。

 

 学校給食は、明治22年山形市の小学校で「おにぎりと焼き魚と漬物」を子どもたちに食べさせたことが始まりと言われています。

 学校給食の実施状況(令和元年度調査:小学校・中学校・義務教育学校)は、壬生町では100%、栃木県全体では99%です。現在は、ほとんどの学校で給食が実施されていることが分かります。

 1月19日(水)、給食の始まりに近いメニューが提供されました。

 現在は、物が豊かな世の中ですが、満足に食べることのできなかったこともあることを忘れてはなりません。感謝していただきました。

教育相談が行われています!

  イベント

 本校では、年2回(9月・1月)すべての生徒を対象に、学級担任による教育相談を行っています。学校生活の中で、担任とじっくりと話をする時間を作り出すことは容易ではありません。したがって常日頃は、生活ノートを用いた日記でのやり取りを行っており、担任と子どもたちとの大切なコミュニケーションの役割を果たしています。

 こうした中、1年生と2年生は、6日間にわたって教育相談を実施しています。不安に思うことや悩みだけでなく、日頃話せないことことや思っていることを話す貴重な時間になっています。

 なお、3年生は、夏休み以降に高校受験に関する3者面談や2者面談を行っていますので、今回は対象となっていません。

給食週間2日目の様子

 給食習慣2日目の様子をお知らせします。生徒昇降口を過ぎると、有志が描いたポスターが掲示されています。感謝の気持ちに加えて食品ロスや黙食などのキーワードが添えられていました。

 1月18日(火)は、「給食の片付け」の様子を撮影した動画を視聴しました。片付けも、丁寧な手作業で進められていました。❝ 100-1=0 ❞と言われる厳しい仕事で、1つのミスも許されないという意味が含まれています。それだけに、安全で安心な給食をいただけることはこの上ない喜びです。調理員の皆様、本当にありがとうございます。

 本日の味めぐりは、「那須烏山市のいも串」でした。いも串は、里芋をくしで刺して焼き、甘味噌をぬって提供される料理です。この料理は行事には欠かせないもので、正月にお餅を食べずにいも串を食べる習慣が今でも継承されているそうです。

 

 「あっさりしたスープの味と比べて、とても濃い味付けでおいしかったです!」という子どもたちの感想を聞くことができました。

給食週間が始まりました!

 本校は、1月17日(月)~1月21日(金)までを給食週間としました。「食に関する関心を高めるとともに、食べ物や食に関わる人々に感謝して食べようとする心を育てる」ことをねらいとしています。

 1月17日(月)、「給食ができるまで」の動画を視聴しました。7名の調理員さんは、冷暖房設備のない給食室で、連日530人分の給食を作っています。めったに見ることのできない給食ができるまでの工程には、おいしさの秘密も隠されていました。

 今年度の給食週間は「栃木県の味めぐりと給食のはじまり」と題した特別献立を用意してくれました。本日のメニューは、足利市の「ポテト入り焼きそば」でした。県南地区では、たくさん収穫されていたジャガイモをソースで炒めておやつに食べていたそうです。戦後、麺という文化が日本に入りジャガイモに麺を入れたことから「ポテト入り焼きそば」が誕生しました。