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リーディングDXスクール事業視察

 2月8日と20日には、本校と同じくリーディングDXスクール事業で指定を受けている静岡県吉田町から指導主事1名と4名の先生方が来校され、本校の取り組みを視察されました。放課後には、情報交換の時間もあり、非常に有意義な時間となりました。

 吉田町からの視察にあわせて、栃木県の教育委員会指導主事や県内の6市町からも多くの方が視察されました。

 視察された方の感想を一部掲載させていただきます。

・児童の学習時間がとても多かった。いらない学習態度訓練のような時間がなくて素晴らしいと思いました。個に応じた学習環境が作られていて安心して学んでいる様子が見られました。

・あの高学年の素晴らしい姿となるために、「低学年でこれを押さえておく」が伝わってきました。低学年を担当する者として、良い勉強になりました。

・こどもたちが自由に席を離れて議論したり、自発的に調べたりする光景は、新しい授業風景に感じた。今後は、このような授業を目指していくことが求められているのだろうと感じた。

・低学年から個別、協働の素地が作られている。子どもたちの目標が明確になっているので、午後の時間でも集中して取り組んでいる子が多い。高学年では、学習に主体的に取り組む姿勢がさらに増し、授業中に子どものやりたいという気持ちが反映されていく授業だった。自分の意見が取り上げられると学習意欲につながるという長期的に見ると学ぶことが好きになる子どもたちが育つ環境だと思いました。

・子供達が自然にタブレットを使って、それぞれの方法で学んでいる姿や、共有することで友達の考えを参考にしたりアドバイスをしたりする姿を実際に目にしたことで大変刺激になりました。先生方が様々なの工夫をされて取り組んでいることが、子供の姿に現れているのだなあと思いました。この思いを今後に生かしていきたいと思います。貴重な機会をありがとうございました。

・本日はお忙しい中授業を公開いただきましてありがとうこざいました。先日春日井市立出川小学校の校内研修会に参加させていただき、そこで学んだ理論や実践がすでに県内でも実践されていることに驚くとともに、本市でも早くこのように端末活用が日常化するように施策を打たなければと強く感じたところです。貴校の取り組みをぜひ今後に活用させていただきたいとおもいます。本日は本当にありがとうございました。

・全校規模でインターネットに接続していながら、各端末がスムーズに動作しており、快適な学習環境が整備されていると感じた。また、各児童がリアルタイムで入力していくと、先生1人ではその全てに応答することが難しくなるが、児童がお互いに気づきをコメントする方式を取ることにより、学びが深められるよう工夫されていたことが印象に残った。

 先生方には遠方からお越しいただき、子どもたちの姿・教室の雰囲気をお褒めくださいましたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。

リーディングDXスクール事業学校参観

 本校が指定を受けているリーディングDXスクール事業に係る学校参観が行われました。東北大学大学院教授の堀田先生、栃木県教育CDOの及川様、栃木県教育委員会の指導主事をお迎えしました。壬生町からも町長の小菅様、副町長の櫻井様、教育長の田村様、壬生町教育CDOの中川様、壬生町の指導主事が来校されました。

 参観をされた方々は、自分たちで考え必要なグループを作ったり、自力解決を最後まで諦めないで取り組んだりする姿など、真剣に学習に向かう児童の姿に感動していました。堀田先生が授業参観を終えて廊下を歩いている際に「今日は、楽しかった」とぽつりとつぶやいてくれました。児童が学びに向かっている姿を見ての本音だと思います。児童や先生方がこれからも頑張れる一言をいただけました。

校内プレゼンテーション発表会

 

LONG昼休みを利用して「校内プレゼンテーション発表会」を実施しました。最初に、先日行われた、青年会議所主催「私たちの街プロジェクト ~ICTパワポプレゼン発表会~」で理事長賞を獲得した児童に発表してもらいました。

 次に、夏休みの課題や総合の時間で作成したプレゼンテーションを代表で2作品発表してもらいました。

  新学習指導要領では、「学力」の概念をさらに拡張させて、(1)知識・技能(2)思考力・判断力・表現力等(3)学びに向かう力・人間性等という「資質・能力(コンピテンシー)」を育成する方向性を打ち出しました。「何を学ぶか」だけでなく、「何ができるようになるか」までを問うものです。その一つとして、プレゼンテーションの作成は、中学高校でも積極的に行われるようになってきています。

  プレゼンテーションやプログラミングを行う上で論理的思考力は欠かすことができません。「VUCA時代」で生活する今の子供たちには、こういった経験を積むことが重要だと考えています。 

リーディングDX研修

 信州大学の 佐藤 和紀 准教授をお迎えし、子供たちが学んでいる様子を参観していただき、指導していただきました。

子供たちが、学びに向かう空気が一層感じられるようになった。

「もっと、協働させるための課題を設定するとよい。」

「教科書の読み取りをもっと細かくしてみるとよい。」

本質的な問いが個別でも協働でも絶対必要」

など、指導をいただきました。

「子供たちの未来」を念頭に置いて放課後の研究会が行われました。

 今年度、あと2回来ていただく予定です。先生たちのチャレンジはまだまだ続きます。

5年生 算数「公倍数」

 5年生が算数で「公倍数」の学習をしていました。今まで勉強したことを元に、3問の課題を解いていました。それぞれのペースで、学習に取り組んでいました。一人で解く子、解いた答えを友達と確認している子。ノートにまとめる子、ジャムボードを使って考え方を整理する子。

 全員が真剣に考え、正解を導き出しました。時間に余裕ができた子は、公倍数の問題を自分で考えていました。

 子供たちの成長はめざましいものがあります。一人一台端末を文房具として十分に活用しています。