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2022年11月の記事一覧

5年 社会見学「モビリティーリゾートもてぎ」

 11月18日(金)5年生は社会科の工業の学習を深めるために、ホンダコレクションホールへ行ってきました。電動カートに乗り、サスペンションで乗り心地が変わることを体感すると「速くなった」「ゴツゴツした」と感想を伝えあったり、積極的に質問したり、車の仕組みについて理解を深めていました。

 クイズラリーでは、展示されている説明から答えを探して「あった!あった!」「答え、これで当っているかなぁ?」と班で協力する姿が見られました。『人の役に立つものをつくりたい』『技術力で世界一になるんだ』本田宗一郎、『大きな夢を持つ人とともにその夢を実現したい』藤澤武夫の展示の中の言葉に、もの作りの精神を学んできました。

 子どもたちのしおりには『失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ』『長い目で見れば人生には無駄がない』という本田宗一郎の名言が記されていました。担任の先生たちからの熱いメッセージを感じ取り、子どもたちは自分の目で見て、聞いて、触って、体験し、様々なことを学んでいました。

 

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参加体験型による人権研修

 今日は、「参加体験型による研修」を実施しました。講師は、4月から9月までの6ヶ月間宇都宮大学で、人権教育について研究をしてきた本校の教諭です。

 「参加体験型学習を経験することで、その方法や考え方を知り、今後の指導の参考にする」ことを目標に行いました。

 

 最近では特に、人権意識が高まっているため、子どもたちにも人権に関する正しい知識や感覚、意識を持ってもらうことが何より大切です。

 参加体験型の研修を通して、「違和感に気付く」ことが人権感覚の向上には欠かせないことを学びました。

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6年 第2回 読みきかせ

 11月14日(月)6年生は2回目の読みきかせをボランティアの方にしていただきました。6年生に伝えたい本を選定し、3冊の異なる分野の本を紹介していただきました。

 「いじめられたときには逃げてもいいんだよ」というメッセージが込められた読みきかせを、しっかりと受け止めている姿がそこにはありました。少し難しいメッセージも汲み取とろうとする姿勢が素晴らしい。そうやって心を耕していってほしいと思います。

 最後には、だまし絵を紹介していただきました。「何に見えるかな?」「え~?」「見えない・・・」ひっくり返してみると、「あ~見えたぁ」と盛り上がりました。そんな子どもらしさもある6年生、可愛いですね。

 物事を多面的・多角的に見ることの大切さを伝えていただきました。そして、その見え方は自分自身の体験が背景にあることも子どもたちには知っていてほしいと思います。育ってきた環境が違うからこそ多様な価値観が生まれ、その中で互いに影響し合いながら高め合える仲間であってほしいと願います。

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5年道徳「マリアン・アンダーソン」からの学び

 5年道徳にて人権教育の研究授業に「挑戦」しました。「隠れている文字を読んでみよう」と始まった問題に、子どもたちは真剣に悩んでいました。答えを知って「そういうこと?」とのつぶやきに、先生から「そういうことって、どういうこと?」と聞かれると「黒を見ちゃう」「勝手にそう思った」と素直な感想を口にしていました。先生から「今日は『思い込み』や『偏った見方』について考えていこう。」と提案があり、黒人歌手のマリアン・アンダーソンのエピソードが紹介されました。

 子どもたちは「白人と黒人でどうして差別が生まれるんだろう?」「差別する意味が分からない」差別が不当であることを捉え始めました。そして「人にはそれぞれ良いところがあるから、そこを見ればいい」「たくさんの人と良く話をして、仲良くしていきたい」と、これからの自分の在り方について考えを巡らせていました。

 人間の深層心理として、自分とは異なっていることに対し恐怖心や嫌悪感が生まれることがあります。だから差別やいじめは何年経ってもなくなりません。しかし、そのことをしっかりと認識し、今日の子どもたちのように「違っていて良い」「相手の良いところを見つける」「話して理解し合う」ということの大切さを大事にして、差別や偏見のない社会に近づけていけたらと思います。

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壬生藩校学習館祭り

 11月13日(日)城址公園ホールに於いて行われた「壬生藩校学習館祭り」に本校の代表児童が参加しました。

 論語大朗誦では、論語検定で「世界記録チャレンジ(18章句全てを諳んじる)」に合格した児童の中で代表して3名が参加しました。町内の児童・生徒43名で、18章句をよどみなく諳んじる光景は圧巻でした。

  小中学生プレゼンコンテストでは、2年生が「絶滅したアンモナイト、生き残ったオウムガイ、違いは何だろう?」と題し、自分が疑問に思ったことを調べ、丁寧にわかりやすくまとめ、笑いの要素も交えながらプレゼンしていました。

 大きな舞台で、観衆を前に堂々と発表をした4名のみなさん、とても立派で、素敵でしたよ。

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3年 社会見学《益子手びねり体験》

 11月11日(金)3年生は社会科の「工場で働く人々」の学習から4年生の「ふるさと栃木県」の学習につなげるため、益子焼の見学・体験に行ってきました。担任の先生から「事前学習で調べたことで自分が気になること、疑問に思ったことを意識してみてきてね」との話の通り、小峰窯では益子焼がどのように作られているか、登り窯でどれだけ時間をかけて作られているのかの説明に、「おぉ~!」「えぇ~!」と驚きの声が上がりました。ろくろの実演であっという間に出来上がる”湯のみ”や”一輪挿し”、”お皿”を目にして、「すご~い」「はやっ」「どうなってるの?」とその技術の高さに目が輝いていました。

 手びねり体験に「挑戦」する子どもたちの表情は真剣そのもの、出来上がった作品に満足し「楽しかったぁ~」「笑顔」が溢れていました。作った手びねりのお皿やカップは、乾燥→素焼き→釉薬→本焼きを経て、3~4か月後に学校に届く予定です、お楽しみに!!

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ランニング教室

 今年も持久走記録会に向けて、町おこし協力隊のガンドゥ・ベンジャミンさんを講師に迎えランニング教室を実施しました。走る楽しさや、自己の目標に向かって「挑戦」することを目的に実施しています。

 ベンジャミンさんは、2013年の箱根駅伝で2区区間賞をとったり、今年の10月30日に開かれた水戸黄門漫遊マラソンで、大会新記録を出し優勝したりと、長距離界ではとても有名な選手です。

 

 子どもたちは、「絶対に抜かされないぞ」「はえー」「くやしい」などと、つぶやきながら、短い時間でしたが、本当のアスリートと時間を共有する事ができました。何事にも代えがたい経験となりました。ベンジャミンさん3日間にわたり御指導いただきありがとうございました。

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皆既月食の観察

 昨日の皆既月食は、いかがだったでしょうか?

 雲一つない天気で、赤銅色に輝く月を存分に楽しめたことでしょう。残念ながら、私の肉眼では天王星食までは確認できませんでしたが、天体ショーを存分に楽しみました。本日の下野新聞にも掲載されていましたが、家族で子ども科学館に行き、観察した児童もいたようです。天体に興味のある児童がいて大変うれしく思います。

 また、観察記録を書いて担任に提出してくれた児童もいました。

 

 観察記録をつけることは、とても大切ことなのです。人間は何かを見たり、感じたりする観察という行為を通さなければ、それは何を意味しているのかを考えるきっかけをもてません。

 つまり、観察をすることでその対象に対する疑問が生まれ、そこから思考が生まれるわけです。近年、考えることが大事、考える力を身につけることが重要とよくいわれますが、その大本にあるのは観察力であるといえるからです。

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今夜は皆既月食&天王星食

 今日のお昼の放送で、全児童にお知らせしましたが、今夜は皆既日食と天王星食が日本各地で観測できます。

 国立天文台によると、今夜7時16分頃から約1時間半にわたり観測でき、月が遠く離れた天王星を隠す「天王星食」も皆既月食中に起こり、ダブルの天体ショーとなるそうです。天王星食は8時41分頃から9時22分頃まで観測できるそうです。

 日本で皆既月食と天王星食が重なるのは過去5000年間で一度もなく、極めてまれな現象だということです。

 また、天王星は6等星で、暗い環境で肉眼でぎりぎり見える明るさなので、「双眼鏡や望遠鏡を使うのがおすすめ」だということです。

 今夜は、温かい格好をして、夜空をみんなで見上げてみませんか?

※ 詳しくは国立天文台のHPを御覧ください

 

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6年 読み聞かせ+ふれあい清掃

 本校は、ポケットさんによる読み聞かせを毎週していただいています。本年度は高学年も読み聞かせをお願いしました。優しい声でお話をしていただけるのは、5・6年生の子どもたちにとっても心安らぐものです。発達段階に合わせた本を選定していただいているので、子どもたちは興味津々に聴いていました。絵本のデザインだけでなく、声のトーンやお話のスピード、お話しされる表情と、子どもたちは複数の感覚を使って感じ取っていました。ボランティアの方々の協力を得て、地域の皆さんに育てていただいています。ありがとうございます。

 2校時には落合公園で「地域ふれあい清掃」に参加しました。ボランティアの方々と会話を楽しみながら落ち葉はきを精一杯行ってきました。代表生徒から「今日、公園に来たときに『こんなに落ち葉がいっぱいなんだ』と驚きました。私たちが遊びに来るときにはゴミが落ちていたり落ち葉がいっぱいなときがないので、あまり気にしたことがありませんでした。今日の活動を通して、きれいな公園で気持ちよく遊ぶことができるのは、ボランティアの皆さんのおかげだということが分かりました。本当にありがとうございます。(中略)今日は一緒にお掃除ができて嬉しかったです。これからもよろしくお願いします。」と感謝の気持ちを伝えられました。

 地域の方々のお力添えがあって、子どもたちは様々な教育活動を進めることができています。感受性の豊かな小学校時代を、このように多くの皆様に支えられて生活できること、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

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