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学校行事

文部科学省リーディングDXサイトへ掲載されました☆彡

 1人1台端末が貸与されるGIGAスクール構想から3年が経ち、学校教育に大きな変化が求められています。本年度、文部科学省はリーディングDX事業として、全国の小中学校を牽引するような先駆的な取り組みを共有し、日本の学校教育をリノベーションしようとしています。本校の取り組みが全国に発信されました。是非ご覧ください。

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  「保護者と一体となった教育活動」保護者の皆様の学校教育への関心、多くの方の授業参観への参加・参画があってこその取り組みです。先日のオープンスクール・進路説明会・制服アンケートへの協力もありがとうございました。

中間テスト&縦割り総合④

 10月5,6日の2日間、2学期中間テストを実施しました。1年生も1学期末テストを経験し、中学校の定期テストのやり方を学び、今回はしっかりと準備をして臨んでいました。提出されたワークを見ると、何度も勉強した跡があったり、付箋を使って工夫しながら勉強したりなど、考えながらテストに向けて勉強したことが分かりました。主体的に学ぶ姿勢が大切です。そして、今回のテストへの取組を振り返り、自分の勉強の仕方に課題を見つけ、次のテストへと繋げることが何よりも重要になります。まさに、勉強は常に探究学習です。総合的な学習の時間などで学んでいる探究学習の仕方をテスト勉強にも生かしてください。

 

 テスト後は5,6時間目に縦割り総合を行いました。探究学習の学習の仕方である【課題の設定】→【情報の収集】→【整理・分析】→【まとめ・表現】を繰り返し、徐々に形になってきています。輝光祭が最終的なまとめ・表現の場になっています。どのような輝光祭になるか楽しみです。

個別最適な学び・協働的な学び(社会)

 10月5日(木)県の学力向上コーディネーターと指導主事の先生をお迎えして、社会科の研究授業が行われました。「ある写真が紛れてしまった…どこの写真なのか捜索してほしい」と始まった『世界各地の人々の生活と環境』の単元。子どもたちは、各地域の特徴と暮らしの工夫を順を追って学んできました。今回は、寒い地域の人々の暮らしに焦点を当てた学習です。

 前時の内容をテキストマイニングを用いて、重要語句を可視化することを試みていました。

 子どもたちは寒さで凍るタオルやシャボン玉の映像に「お~」と素直な反応で興味津々でした。「水道管が地上にあるんだって!なんでだろう?」という問いかけに、「何で凍らないの?」「流れてるから?」「じゃあずっと水を出しっぱなしにしてるの?」「ぐるぐる回せばいいんじゃない?」・・・ほかのグループと交流して「え?お湯が流れてるの?」「永久凍土が溶けたら家が傾いちゃうじゃん」さらに教科書や資料集を読み込んでいました。

 子どもたちは、気温や地形・地質に着目した社会的な見方を働かせ、課題解決のために頭をフル回転していました。

 ホップ課題→ステップ課題→ジャンプ課題と自分のペースで進めるとともに、ワークシートに手書きもOK・スライドに入力もOKと子どもたちが自分で選んで取り組めるような工夫がなされていました。授業終末には、振り返りをスプレットシートに入力することで共有し、次時に生かしていきます。

 研究会では、子どもたち同士の話し合いが活発に行われていること、生徒と教員の良好な関係性についてもお褒めいただきました。

 ご指導いただいたことを胸に、今後もベクトルの方向をそろえて学校の生命線である授業をよりよくするために、子どもたちの幸せのために、尽力していきます。

 温かい雰囲気で学習を進められる1年2組の皆さん、頑張りましたね。ステキな授業をありがとうございました。

 お忙しい中、足を運びいただき、ご指導いただきました栃木県教育委員会の先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

【取材!!】本校から全国へ発信(リーディングDX)

 10月3日(火)、3年2組の英会話の活動を取材していただきました。

 本校は、今年度文部科学省が定めるリーディングDXスクール指定校として認可を受けています。栃木県内では4校のみが指定されており、その中の1校となります。リーディングDXスクールは、一人一台端末を有効活用し、これからの時代を担う子供たちに必要な資質・能力を育てる好事例を全国に発信するための研究事業になります。全国の小中高等学校、約200校の取組等は、各学校のWebサイトから見ることができ、地域や校種を超えて様々な取組を参考にし、学校での端末の「普段使い」による教育活動の更なる推進に役立てることができます。本校もホームページ内にリーディングDXのページを作成し、授業の中での活用などを紹介しています。

 今回は、GIGA端末を使った英会話学習の取組を、文部科学省YouTubeなどで紹介するための取材でした。活動の撮影後は、生徒と担当教員へのインタビューも実施されました。これからも、GIGA端末の有効活用を目指して、授業や校務に取り組み、紹介して参ります。是非、ホームページ内にある「リーディングDX」のページもご覧ください。

オープンスクール&進路説明会

 10月2日(月)、オープンスクールを実施しました。

 朝からたくさんの保護者の方に来校いただき、授業の様子や休み時間の様子など、普段の学校の様子をご覧いただきました。本校の目指す学校の姿は「生徒が育ち、教職員が協働し、保護者や地域と連携する学校」です。7月に学校評価アンケートに回答いただきました。2学期はその回答をもとにさらに成長を目指し、教育活動に取り組んでいるところです。生徒たちが「学校を楽しい」と感じるのは、「できた喜び」や「分かった楽しさ」を実感する瞬間です。「授業は学校の生命線」であり、生徒たちの幸せはここにあります。そのためには、思いを分かち合い、喜びを見いだし、仲間を大切にしながら互いを高め合う授業が繰り広げられることが大切です。物や情報を瞬時に手に入れることができる時代になりました。これからの時代、最も大切となる価値は「時間」です。半年後、できるようになったことが増えた自信を胸に進級してほしい。卒業時にはリーダーとしての自信とたくさんの思い出を胸に新たなステージへと歩んでほしい。20年後、現在の生徒たちが保護者となった時、今受けている授業や教育活動を笑顔で自分の子どもに語ってほしい。充実した時間が、生徒たちの幸せに繋がっていると信じています。すべての生徒に幸せな時間、感動の時間を提供することが本校の役割であると考えています。

 現在は「VUCAの時代」と呼ばれています。VUCAとは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の略語です。つまり、この先は今ある価値観やビジネスモデルなどが通用しない時代だと考えられています。授業は教員が生徒に教え込む講義型の授業スタイルから、生徒自身が活動し、主体的に学んでいく学習へと進化しています。それを可能にしているのは一人一端末のICTを活用した授業です。そして個別最適な学習を可能としています。分からないことがあったり、情報を集めたりするために、友達と協力して学んでいく協働的な学習にも生徒は積極的に取り組んでいます。今後も授業を通して生きる力を育んでいきます。

 そして、本日は保護者の皆様に制服についてのアンケートに回答いただきました。ありがとうございました。今回はジャケットの生地と色合いについてアンケートを実施しました。たくさんの保護者の方に見本を手に取ってご覧いただき、回答くださりありがとうございました。これからもチーム南犬飼で力を合わせ、未来の犬中生のために素敵な制服を作っていければ幸いです。ご協力宜しくお願い致します。

 3年生は5、6時間目に新体育館で進路説明会を実施しました。進路指導主事から三者面談について、私立高校入試について、県立高校入試についてなど、進路選択に向けて大切な話をしました。また、私立高校のパンフレットや入試要項もお渡ししました。三者面談に向けてお子様と保護者の方でお話をしていただきますようお願い致します。生徒一人ひとりにとって、希望に満ちた進路選択になることを願っています。

東関東マーチングコンテスト♬

 10月1日(日)千葉県・成田高校で東関東マーチングコンテストが行われました。8月23日の県予選から約1か月、悔しさをバネに、よりよいパフォーマンスを目指して練習してきました。外での練習は消えてしまうマーキングを書き直したり、体育館ではラインテープを引いたり、練習前の準備も自分たちで行ってきました。放課後の練習をのぞいてみると、各パートごとに3年生がリーダーシップをとった言葉かけが聞こえてきます。「自分の考えを持ち、表現する力」が育まれていることが伝わってきます。

学校での練習の様子①(←ここをクリック)

学校での練習の様子②(←ここをクリック)

 結果は”銅賞”でしたが、素敵な先輩たちの姿に、後輩たちは胸打たれるものがあったことでしょう。全員がやり切ったという想いになれる演奏で、前回よりも音質・音量ともにアップし、成長した姿に顧問の先生も「感動して涙が・・・」と話してくれました。

 子どもたちにとっても、教職員にとっても、幸せな時間となりましたね。ありがとうございました!!

新人地区大会

 9月29日(金)から地区新人大会が行われました。3年生が引退してから約2か月、新チームでの練習で思うようにいかないことに先輩だったら…と感じてしまう日もあったことと思います。それでも、暑い夏の練習も、自分たちで声を掛け合い、励まし合って頑張ってきました。そして、目標に向かって日々努力した成果を発揮してくれていました。

   

 お祝い男子バレー・女子バレー 優勝王冠おめでとうございます!!その他にも陸上・卓球男子・男子ソフトテニス・女子ソフトテニスが県大会出場を決めました。

 今大会、負けていても最後まで気持ちを切らさず戦う姿に勇気をもらいました。チームの中の自分の役割をしっかりと果たす姿に頼もしさを感じました。そして、準備や片付けなどの大会運営を手際よくお手伝いする姿に感心しました。

 コロナ禍で保護者の皆様の観戦についても随分緩和され、各会場でたくさんの声援をいただきました。子どもたちを支えているのは、応援してくださる方々の想いです。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 次なる目標に向かって頑張れ犬中生お知らせ

実力テスト

 9月29日(金)、3年生は実力テストを行いました。

 夏休み以降、徐々に受験を意識し、勉強に集中している3年生。朝の時間や昼休みにも勉強している姿が多く見られるようになりました。確実に根っこ学力(見えない学力)が成長しています。受験に向けて葉っぱ学力(見える学力)が伸びることを期待します。そのためには、日々の努力しかありません。受験は団体戦。3年生みんなで互いに成長し合える環境を作ってほしいと思います。頑張れ受験生!!お知らせ

3年生から1・2年生にエール!!

 明日から始まる新人地区大会に向けて、各部の部長から1・2年生へエールを送りたいということで、お昼の放送で届けました。内容はハッピーボックス(←こちらをクリック)に掲載いたしました。ぜひご一読ください。

 部活動の目標の一つに「学年の枠を超え互いに励まし合うなど、諸活動を通して人間関係作りや感謝・思いやりの心を育てるとともに、望ましい人間関係を学ぶ」としています。先輩たちからのエールに、ジンとしながら聞いていた後輩たちだったようです。大きな信頼と憧れの存在である先輩からかけてもらえる言葉には大きな力がありますね。

 お知らせ明日からの地区大会、どの部もガンバレ動物

Long昼休み

 9月27日(水)、Long昼休みを行いました。

 今回は緑化委員会presents 学級対抗環境整備活動でした。今年の夏は例年以上の暑さとなり、学校には元気よく育った雑草がたくさん生えていました。また、秋に近づいてきて、落葉が目立つようになってきました。

 そこで、中央委員会で話合い、緑化委員が中心となって企画を運営していくことが決まり、今回の学級対抗環境整備活動が行われました。

 

 参加した生徒は本当に一生懸命に活動していました。今回の企画は、生徒自身が学校の現状を鑑みて、課題を見つけ、その課題解決に向けて計画を立て、全校生徒を巻き込んで実行したことが素晴らしかったです。そして緑化委員の想いに応えてくれる南犬飼中生の優しさや団結力に感心しました。本当にお疲れ様でした。

 これからも学校を自分たちの手でより良い環境にしていきましょう。

見えないからこそ・・・

 9月26日(火)3クラスで研究授業が行われました。本年度の学校課題サブテーマとして~見方・考え方を働かせた魅力ある授業実践を通して、自己と社会・世界とをつなぎ、持続可能な学ぶ姿を育てる~とされています。

 理科では「直列回路でつながれた豆電球の明るさはどうなる?」の問いに「電池のプラスから出てくるから近いところが一番明るくて次・その次って順番に暗くなっていくと思う」と興味深い予想を立てていました。そうだよね、電気が光に変化しているんだもんね。少しずつ減っていくって思うよね・・・。実験を目にして『え?一周するから?』となんとなく納得・・・そこから、条件を変えた回路で確かめながら、それぞれの問いを検証するための実験計画を立てました。「見えないものを見えるようにするにはどうしたらいいかな?」そんな考え方が世の中を発展させていくのでしょう。

 

地区音楽祭

 9月25日(月)、地区音楽祭に吹奏楽部が参加しました。

 演奏した曲は「フライト・エターナル~アメリア、聞こえていますか?~」です。夏休み以降、マーチング曲とともに練習してきた曲です。マーチングと座奏を両立して練習していくことはとても大変なことだと思います。曲に想いをのせて、精一杯演奏しました。

 本番前のリハーサル室での練習の様子になります。

 音楽祭に向けて、3年生が後輩をリードしながら、大好きなフライト・エターナルをより良い演奏にすべく、本当によく努力して頑張りました。

 次は10月1日(日)千葉県で行われる東関東マーチングコンテストです。是非、最後まで南犬飼中吹奏楽部らしく、チャレンジ精神を大事に頑張ってください。健闘を祈ります。

研究授業(道徳)2年1組

 9月22日(金)宇都宮大学教育学研究科の教授にお越しいただき、道徳の授業をしていただきました。本校は学校経営の努力点として「道徳科を要とした道徳教育の実践」をあげ、「考え議論する道徳」を目指しています。

 子どもたちが対話する機会を非常に多く取り入れた授業に、子どもたちの頭はフル回転!!今日のテーマは「お金で表現できないもの」から「思いやり」へ。そして「思いやりをお金で表すことをどう思う?」と。子どもたちはこの難しい問いに、揺さぶられながらも、みんなの前で自分の想いを堂々と発言していました。印象的だったのは、「時と場合によると思います。例えば・・・」と、白か黒かということではなく、実際に自分がその状況に置かれた時を考えながら自分の心と向き合っていることがうかがえたこと。きっと友達との対話の中で、様々な状況設定が生まれていたのでしょう。

 授業後の研究会では、今回の授業で疑問に思ったことや普段の授業で悩んでいることを共有し、先生にお答えいただきました。初めは自分の考えがもてなくても対話から自分の考えをもてるようになればよいこと、対話を通して多面的に考えられるようになること、とにかく対話を大切にする!!・・・先生方の議論も白熱していました。

 今回はシステマチックに生徒同士が指名発言していましたが、これは教師がいなくても自分たちでテーマについて対話がつながっていくような道徳の時間になるための第一歩、子どもたちとともに教職員も学び、道徳の時間をファシリテーションしていきたいと思います。

 難しいテーマを最後まで考え続け、自分の考えを表現し合い、互いに「うんうん」と聴くことができる2年1組の皆さん、とっても素晴らしかったですよ。

 お忙しい中、足を運んでいただいた壬生町教育委員会・栃木県教育委員会の先生方、そして、新たな切り口の授業で視点を与えてくださった宇都宮大学教育学研究科の先生に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

ハッピーボックスのお知らせ

 9月22日(金)美化委員会から「自問清掃での気付き」を放送しました。委員会の生徒が自分たちの足で見に行き、どのような活動が素晴らしいのかを伝えてくれています。『窓のサンまできれいになっていました。』『黒板の隅まで時間いっぱい清掃していました』などなど・・・頑張っていることを気付いてもらえると嬉しいですね。

 お昼の放送では、2年生が宿泊学習の振り返りを立派に紹介してくれました。活動の様子と楽しかったことが伝わってくる振り返りでした。ハッピーボックス(←ここをクリック)に掲載しましたので、ご一読ください。保護者の皆様にもお伝えしたい内容です。今までのバックナンバーも是非ご覧ください。

縦割り総合③

 縦割り総合3回目が行われました。

 今年度は新しい部門、取組が多く設定されています。その1つがイベントプランナー部門による竹明かりの制作です。地域のボランティアの方にご指導いただき、練習を行っていました。 

 南犬飼中学区のグルメを調べている犬グルマップ部門では、地域に現地調査に行きました。お店の方に直接お話を聞いたり、味見をさせていただいたりと貴重な体験学習を行いました。

  体験学習は地域の方々によって充実したものになっていきます。そして、地域の方々にお世話になった中学生は、ボランティア活動に参加しようという意欲や大人になった時に自分が住んでいる地域のために力になりたいという気持ちが芽生えていきます。地域の方々の力で中学生の心は育っていきます。日頃から本校の教育活動にご協力いただきありがとうございます。

生活の心得の改定

 9月21日(木)、朝の時間に生活の心得について生徒会長から放送がありました。今年度も引き続き、来年度に向けて生活の心得の改定を実施するというお知らせでした。本校では校則というものはありません。生活の心得をもとに南犬飼中で生活するすべての人が生活しやすい環境づくりを目指しています。そして、2年前から生活の心得を生徒自身の手で改定する活動をしています。生徒自身が自分たちでルールやきまりを作り、責任をもって守っていくことが大切なのです。それこそが自律であり、自立へと繋がるプロセスだと考えています。

 今年度は生活の心得の改定3年目ということもあり、「もう一度その価値や意義を確認し、共通理解のもとで改定を進めていきたい」と生徒会役員が考え、スライドを使った動画を鑑賞するところから始まりました。

 実に素晴らしかったことは、生徒会役員が自分たちの手で、何が大事なのかを議論し、スライドにまとめ、話す内容を考え、表現したことです。

 その他の生徒は生徒の心得が掲載されているはばたきを手にしながら真剣に話を聞き、その後アンケートに答えていました。

 今後はこのアンケートをもとに改定の基準に沿って検討していきます。各学級での話合いも計画しているので、学級会を行いながらより良い生活の心得になるようみんなで作り上げてほしいと思います。

交通委員朝会

 9月20日(水)、交通委員朝会を行いました。21日~30日は「秋の全国交通安全運動」です。本校でも1学期からの自転車の乗り方を振り返り、今後の交通安全について考えました。

 運営は交通委員の1,2年生が中心に行いました。準備から当日までありがとうございました。

 自転車は中学生にとってとても便利な移動手段です。しかし、そこには乗る責任が伴います。その責任を果たすことで、自分も、そして周りの人に対しても安心・安全な環境ができるのです。地域の方々に愛され、多くの人に幸せを届けられる南犬飼中生であってほしいです。

受験は団体戦

 3年生フロアに私立入試までのカウントダウンカレンダーが掲示されました。土日を除いてあと75日で私立高校の受験が始まります。

 先週は夏休み後に実施された実力テストの結果が返却されました。この三連休で実力テストの結果を分析し、自分自身の学習に対する取組を見直したことでしょう。

 大事なことは、目標に向かってやるべきことを継続していくことです。やるべきことをやらずに、合格するのは難しいです。そして、なによりも目標に向かって努力した過程が、その経験が大人になってから自分自身の強みとなります。

 2学期になり、朝の時間や昼休みに勉強している生徒が増えてきました。分からないところを互いに教え合ったり、一緒に考えたりしている姿があります。先週の学習朝会でもあったように、他の人に教えることは自分自身のより深い理解へと繋がります。 

  

  受験は団体戦です。みんなでより良い環境を作り、高め合える仲間であってほしいと思います。頑張れ受験生!!お知らせ

総合的な学習の時間の様子

 9月15日(金)縦割り総合の2回目が実施されました。先週の情報収集から、今週は自分なりの表現を模索し始めたところが見受けられました。

 書道パフォーマンスや書道・水墨画では、その言葉のもつ意味についてや自分が表現したいものについて思案し、どんな構成や表現技法を使えばいいのかを、幾重にも書きながら、納得できるものを追究していました。美の巨匠であるモネは睡蓮を描く時間を変えることで光の表現を追究したと言います。様々な表現方法を書き比べたり、見比べたり、読み比べたり、検討を重ねて探究のスパイラルを回していってほしいと思います。

 子どもたちの『タイ』が泳いでる時の笑顔は、『幸せな時間』につながっています。

学習朝会

 9月13日(水)、学習朝会を行いました。

 学力の樹について、そして1学期の振り返りから2学期の学習で大切にしてほしいことを学習委員長とプロジェクトチームの1つである「学ぶ力を育むチーム」担当教員がパワーポイント資料を提示しながら話をしてくれました。

 見えない学力は、学力の根の部分です。見えない学力を向上させることで、見える学力が伸びると信じています。授業の中でも、家庭学習でも、根っこ学力を育てる3要素である「目的意識・自尊感情・学習習慣」を意識して指導していきたいと思っています。

 また、壬生町ではタブレットの中に「Qubena(キュビナ)」というAIドリルが入っています。今までは本校では授業の中での利用が基本となっていましたが、今後は基本的に毎日タブレットを持ち帰り、積極的に学習に取り組める環境を作りました。本人の学力に合わせてAIがその生徒に合った問題を出題してくれます。また、小学校からの復習もできるドリルとなっております。

 2学期は学びを深める学期です。中身を充実させ、実りの多い学期にしていきましょう。

宿泊学習⑤:2日間お疲れ様でした~!!

 2年生が宿泊学習から帰ってきました。ひと回り成長した表情が印象的でした。

 ウィンディなすでの退所式では、施設の方からお言葉をいただきました。ウィンディなすでは、様々なイベントも行っているそうです。「また来てくださいね!」とおっしゃっていただきました。

 帰校後、解散式を行いました。実行副委員長から「この2日間の思い出はもう二度と体験することができない1つの大切な思い出になったかと思います。2学年のテーマである、ONE TEAMを意識し、この仲間の一員であることを自覚して、協力し合うことができたと思いました。一人一人が周りを見ることを意識しながら自分の役割をしっかりと果たし、心がさらに成長できたかと思います。この経験を今後の生活に生かし、もっとクラスや学年での仲を深め、自分を成長させていきましょう。」という言葉がありました。

 寝食を共にすることで、互いを深く知り、間違いなく絆が強くなったことでしょう。今後の2年生の活躍に期待しています。

 2日間本当にお疲れ様でした~!!

宿泊学習③:爽やかな朝

 9月11日(月)、2年生の宿泊学習2日目がスタートしました。

 早朝から希望者は近くの吊り橋まで散策に出かけました。爽やかな風が気持ちの良い朝となりました。

 その後はバイキング形式で朝食をとりました。たくさん食べて、元気いっぱいです。

 2日目も頑張っていきましょう!

宿泊学習②:1日目の活動

 2年生の宿泊学習は予定通りに進んでいます。

 登山とハイキングは友達と励まし合いながら頑張りました。山の上での昼食は格別だったことでしょう。

 夕方には宿泊場所である栃木県立なす高原自然の家「ウィンディなす」に到着し、入所式を行いました。

 そして、夜にはキャンプファイヤーを実施しました。火の神からありがたいお言葉と火をいただき、クラスごとにその火を分けました。みんなで楽しいひと時を過ごしました。

 ゆっくり休んで、明日の飯盒炊飯もみんなで協力し、いい思い出を作ってくださいね!

宿泊学習①:出発しました!

 9月10日(日)、いよいよ2年生の宿泊学習当日です。

 朝早くから元気に集まり、出発式を行いました。

 校長からは「来年度の修学旅行に繋がる宿泊学習にしてください。」

 教頭からは「友達の良さをたくさん見つける2日間にしましょう。」

 学年主任からは「みんなが気持ちよく過ごせるようにしていきましょう。安全にも気をつけて活動しましょう。」という話がありました。

 実行委員が整列から出発式まで主体的に動いていて素晴らしかったです。

 たくさんの先生方に見送られて、笑顔いっぱいに出発しました。充実した2日間を過ごしてくださいね。

宿泊学習に向けて

 2年生は9月10日(日)~9月11日(月)の1泊2日で那須方面への宿泊学習を予定しています。

 宿泊学習の目的は以下の3つです。

①自然の中で様々な体験を通し、環境への関心を深め、SDG'sの目標に関心をもつ。(課題を解決する力)

②宿泊学習当日の活動や準備のための活動を通して、先生や友達との関係を深め、クラスや学年の団結を高めていく (人間関係を築く力)

③きまりやマナーを守って、集団の一員として自覚ある行動ができるようにする。(自分を律する力)

 様々な体験活動を通して、育成する資質・能力(本校生徒に身に付けさせたい力)に迫っていきます。 

 1日目には、登山とハイキング班に分かれ、それぞれ活動し、夜にはキャンプファイヤーを実施予定です。

 2日目には、飯盒炊飯を行い、自分たちの力で昼食を作ります。

 その1つ1つが、貴重な体験活動であり、その体験の中から多くのことを学んでいくことでしょう。

 

 2年生は木曜日のお昼の放送で、実行委員長が宿泊学習の概要と意気込みを話してくれました。その言葉から、宿泊学習をみんなの力で成功させたいという思いが伝わってきました。また、学年行事を他の学年にも広げることで、今までの学びを振り返ったり、来年度に向けて見通しが持てたりと、縦の関係を繋げてくれました。

 何事も準備が8割と言われます。各クラスでのしおりの読み合わせや、体育館での全体での事前指導など、夏休み明けの時間がない中で、計画的に準備を進めてきました。

 明日からの宿泊学習、宿泊学習のスローガン「スマイル みんなでツナガル memory」のように、笑顔いっぱいで絆を深め、素敵な思い出を作ってきてくださいね。

縦割り総合①

 9月8日(金)、縦割り総合が本格的に始まりました。

 夏休み前に顔合わせをし、今日から実際に活動が始まりました。真剣な表情、笑顔、どの姿も輝いていました。

 総合的な学習は中学校において探究学習の核です。生徒は探究活動の学び方である【課題の設定】→【情報の収集】→【分析・整理】→【まとめ・表現】に沿って活動していきます。活動の様子を覗くと、課題の設定から情報の収集をしているコースが多くありました。

 今年度も、地域ボランティアの方にご協力いただきながら、活動を進めて参ります。本校は学校経営の基本方針の1つに、「保護者や地域の皆様と一体となった教育活動を推進し、地域とともにある学校づくりに努める」ことを掲げています。地域の皆様の知恵と経験を生徒たちのために宜しくお願い致します。チーム南犬飼で中身を充実させた縦割り総合を進めていきましょう。

専門員会&中央委員会

 9月7日(木)、放課後に専門委員会を行いました。各委員会の活動とともに、先日の中央委員会で話し合った内容についても検討しました。

その結果、

 ①ペットボトル回収の仕方について→クラスで回収するだけでなく、ホールごとにペットボトル回収箱を置く。

 ②Study Radioについて→アンケートを行い、その中からゲスト出演をお願いし、進めていく方向。

 ③読書週間の給食について→本に出てくる料理と本に関する音楽を流すことは、アンケートを実施して行う予定。

 ④リクエスト曲の募集について→音楽の授業の中でお気に入りの曲を発表しているので、その中から採用する。

 ⑤除草について→学級対抗などにして、楽しみながら実施できる企画を考えて行う。

ことに決まったようです。大事なことは、生徒が学校の現状を鑑みて課題を設定し、その課題解決に向けて話合い、実際に活動していく過程です。生徒会活動も、2学期のテーマである「中身を充実させる」ことにチャレンジしていきたいと思います。

 また、中央委員会では、輝光祭のテーマソングについて話合いを行いました。各クラスで輝光祭のテーマ「温故知新~出会いで咲かせる文化の花」に相応しい曲をピックアップし、中央委員会で出し合い、その中から3曲に絞りました。最後は全校生徒の投票で決めるそうです。これから生徒会放送の中で曲を流し、その後アンケートを実施するので、生徒の皆さんは楽しみにしていてくださいね。

 本校の強みは、学校経営に生徒が大きく関わっていることです。学校運営は生徒が常に主語になるよう意識し、進めています。この考え方を教職員・保護者が共有し、生徒が主役である学校経営をこれからも行っていきたいと思っています。

Long昼休み企画:制服プレゼン

 9月6日(水)、Long昼休みの時間に制服の企業の方にお越しいただき、新しい制服の作成についてプレゼンをしていただきました。

 まず最初に生徒会長から新しい制服作成に至るまでの経緯を以下のように説明しました。

「一昨年度、本校の体操着のデザインを変更しました。きっかけは、未成年の主張で「女子のハーフパンツにはポケットが2つあるのに、男子には1つしかない。ジャージを変えてください。」という訴えがあったからです。中央委員・PTA本部役員・教職員の投票で複数あるデザインの中から現在の1・2年生が着用しているものに決定しました。

 生活の心得見直しの中で、制服について『ジェンダーフリーな制服にしてほしい』『制服が寒い』『時代に合っていない』という意見が出てきました。そこで、昨年度の生徒会で制服についての勉強会を企業の方に行っていただき、最新の制服事情を学びました。最新の制服の良さに感動し、後輩たちの幸せのために制服検討の必要性について声をあげました。前会長から『後輩たちが着心地の良い制服を着て学校生活を送れること、自分たちが決めた制服を卒業後に後輩たちが着ている姿を見られることは、自分たちにとって幸せなことである』というお話があり、いよいよ今年度、制服のデザイン検討が始まります。今日は、企業の方に起こしただき、いろいろお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。」

 2、3年生は昨年度までの経緯が分かっていますが、1年生にとってはなぜ制服を新しくするのかが分からないことと考え、改めて説明しました。自分たちが新しい制服を決めていく価値について共通認識しました。

 次に、企業の方から ①私服と制服の違いについて、②制服とLGBTQについての説明がありました。

 そして、制服サンプルを披露してくださいました。今回は3つのデザインをお持ちくださいました。

 このサンプルは数週間ほど職員室前に展示しておりますので、生徒はもちろん、保護者の方も来校の際はご覧ください。

 その後、今後のスケジュールについての説明がありました。

 ・選択するものは、①ジャケット、②ボトムス、③ネクタイ・リボン、④エンブレム、⑤ボタンの5つです。その際に、オリジナル性を発揮するとともに、価格とのバランスが重要になる。 

  ・具体的には、ジャケットの素材、型を選択していただく。

 ・ボトムス、スカートの柄を選択していただく。

 ・ジャケット、ボトムスが決まり次第、ネクタイ・リボンのデザインを選択していただく。

 ・最後にエンブレムとボタンを決めていただく。

 

 最後に、副会長からお礼の言葉がありました。その中で、「いよいよ制服を作る段階まで来て、ワクワクしている」「この先何十年も着られる制服なので、自分たちが責任をもって決めていきたい」という言葉が印象的でした。みんなで、制服を作っていく過程を楽しみながら、今まで現行の制服を着用してきた先輩方や、これから新しい制服を着る後輩たちに誇れる制服づくりを進めてほしいと思います。

 

 展示された制服を目を輝かせながら興味津々に見ている生徒の姿が印象的でした。これから、生徒・保護者・教職員で力を合わせて素敵な制服を作っていきましょう!

 

中央委員会

 9月5日(火)、放課後に中央委員会を行いました。中央委員会は各クラスの前期学級委員長(代議員)、各専門委員長、そして生徒会本部役員で構成される、生徒会の最高組織です。各委員会や各学級での意見を集約したり、中央委員会で話合いをしたことを全校生徒に伝えたりしながら、生徒会を動かしています。

 今回の中央委員会では、明後日に行われる委員会活動の内容について話合いを行いました。各員会で考えていることに加え、代議員や生徒会役員などから以下のような意見が出てきました。

 ・ペットボトル回収の仕方について、さらに回収率を高めるには工夫する必要があるのではないか。

 ・昨年度行っていた学習委員会のStudy Radioについて、今年度も行わないか。先生方だけでなく、生徒にもゲストとして参加してもらって盛り上げていくのはどうか。

 ・今年度の読書週間の給食で、本に出てくる料理を給食で出してほしい。さらにその本に合った音楽を流すのはどうか。

 ・給食時の音楽で、リクエスト曲の募集をしてみてはどうか。

 ・夏休み中に雑草が多く生えてしまったので、緑化委員中心に企画を考えて、楽しく綺麗にできるといいのではないか。

 

 学校経営の努力点の重点項目に「主体性を育む生徒会活動の展開」を掲げています。生徒会は「学校は自分たちで楽しくするところだ!」を合言葉に、生徒会活動を進めています。そして今年度は生徒会テーマ「心~あたりまえに感動を~」のもと、あたりまえのことにも感動できることを目指して、活動に価値づけをしたり、工夫を加えたりしています。1年間で1番長いこの2学期を、より楽しい学校生活にするために、中身を充実させてくださいね。明後日の専門委員会も生徒主体の話合いや活動を期待しています。

実力テスト・確認テスト

 9月4日(火)、2・3年生は実力テストを、1年生は確認テストを行いました。

 夏休み中に実施した三者面談では、学習面について各担任とお話したことと思います。1学期の学習の様子から、自分自身の強みと課題を把握し、夏休みの学習へと繋げました。

 3年生はいよいよ進路選択が始まる学期となります。9月、10月に実力テストをもとに、11月には三者面談が予定されています。夏休みに力を付けられるよう努力したことでしょう。その力を発揮し、自己実現に向けて頑張ってくださいね。

 始業式の式辞で校長が話した通り、学力の成果が目に見えるかたちになるには時間がかかります。大切なのは、地道な努力です。コツコツが一番強いのです。2学期のテーマは「中身を充実させる」。自分自身の生活を振り返り、中身を充実したものにしていきましょう。自分自身を見つめ、考え、自分の目標に向かって行動していく過程を楽しめる生徒に育ってほしいと思っています。

2学期が始まりました

 9月1日(金)、42日間の夏休みを終え、いよいよ2学期が始まりました。真っ黒に日焼けした生徒が多く、充実した夏休みを過ごした様子がうかがえました。

 始業式では、各学年代表の生徒が2学期の抱負を述べました。

・1学期の終業式に校長先生が述べた「問いを学ぶ」を意識し、「なぜ?」「どうして?」を大切にしながら勉強していきたい。

・勉強と部活動の両立を目指して頑張りたい。

・受験に向けて自分と向き合うことの難しさを感じた夏休みだった。粘り強く勉強に励み、仲間と共に頑張っていきたい。輝光祭が楽しみであり、「温故知新」のスローガンの通りに、伝統を受け継ぎながら、新しい風を吹かせられる行事にしたい。

 どの生徒からも学校生活を前向きに頑張ろうという強い意思が伝わりました。

 校長の式辞では以下のことを伝えました。

「2学期のテーマは、中身を充実させることです。毎日の生活を充実させる。そのために確かな学力を身に付けてほしい。2学期は、夏から冬へと向かう1年間で最も長い学期であり、とても過ごしやすい学期です。学力を高めるためには日々の努力が大切です。学力は今から3か月後に成果が表れると言われます。9月に勉強した成果は12月頃。12月に勉強した成果は3月頃です。3年生は受験に向けて頑張っていきましょう。毎日の授業、家庭学習の充実を期待しています。」

 1学期は仲間づくりの学期であり、2学期は学力を高める学期です。様々な研究授業も計画されています。生徒とともに、結果の出せる教育活動を展開していきます。2学期も本校の教育活動にご理解・ご協力を宜しくお願い致します。

ふるさと祭り清掃ボランティア

 8月26日(土)に4年ぶりに「ふるさと祭り」が開催されました。2500発の美しい花火を楽しむことができるのも、地元の企業の方々の協賛があってのことです。壬生町を盛り上げようとたくさんの方々の協力があって成り立っています。そのうちの一つに、打ち上げ花火の欠片を拾う清掃ボランティアがあります。8月27日(日)の早朝、本校の生徒がたくさん参加しました。コロナ禍でなかなかボランティアの機会が少なかったものの、4年ぶりとは思えないほどの参加者が集まりました。壬生中の生徒と協力して、大きな欠片から小さな欠片までゴミ袋いっぱいに集めていました。

 本校の存在意義の一つ「地域行事にボランティアとして参画し、地域に活力を与え、次世代の担い手として期待されている」ことを改めて実感する機会となりました。ありがとうございました。

 一人一人のかけがえのない存在が、互いに手を取り合い、地域の皆様の幸せな時間づくりの一役を担ってくれることを願っています。

少年の主張発表

 8月25日(金)第46回栃木県少年の主張発表下都賀地区大会が開催されました。少年の主張発表は、中学生が日常生活の中で感じていることや考えていることを発表することにより、若者としての誇りと自主性を育て、さらに、これらを広く社会に訴えることにより、同世代の少年の意識啓発を図り併せ、青少年の健全育成に対する大人の理解と関心を深めることを目的として実施されています。

 昨年度まではコロナウイルス感染防止の観点から、作文審査のみでしたが、今年度は4年ぶりに一堂を会して発表大会を開催することができました。

 本校3年生は国語の授業において、自分が日常の中で関心があること、疑問に思っていることなどについて全員が作文を書きました。そして、その中から本校代表生徒を決め、大会に参加致しました。

 代表生徒は夏休みも学校に登校し、練習を重ねました。「自分の主張を聞いている人の心に届けたい」という思いを大事にし、そのためには聞いている方の顔を見て主張をすることが大切だと考え、発表時間のおよそ5分間、作文用紙5枚分を暗記しました。また、自宅では自分の発表を録音し、もっと思いが伝わるためにはどうしたら良いのかと考え、練習に励んだそうです。どんどん上達していく姿から、自宅での努力が手に取るように分かりました。

 大会本番はその力が十分に発揮され、大変立派な発表となりました。本当にお疲れ様でした。

 中学生という今だからこそ思うことや感じること、考えることがあると思います。3年生全員の作文を読み、みんなが日頃の生活を、そしてこの社会を、様々な見方をしていることが分かりました。これからもその感性を大事にし、多くのことを学び、色々なものの見方や考え方ができるように成長してほしいと思います。皆さんはこれからの社会を作っていく大切な一人一人なのですから。

吹奏楽マーチングコンテスト

 8月23日(水)栃木県立県南体育館にて、第36回栃木県マーチングコンテストが開催されました。この夏休みの熱い中、中庭にマーキングをして練習を積み重ねてきました。

 アブアリーナでの調整後、いよいよ本番です。このコンクールで最も多い57名という人数での参加です。人数が多い分、隊形移動での交錯する場面では難易度が上がります。それでも大きなミスなく、長いトロンボーンも重いドラムも、堂々とステップを踏んで進んでいきます。

 Make the new World by 61~LES MISERABLESより4曲を演奏しました。DMやトランペットの見せ場では大きな拍手があがり、最後まで堂々とした素晴らしい演奏を披露してくれました。

 マーチングは運動部と言っても過言でない過酷さがそこにはあります。全員が心を一つに、同じリズムで、周りに合わせた歩幅で、しかも楽器を弾きながら・・・。一朝一夕には完成しない難しさが、観ている人に感動を与えるのでしょう。

 東関東マーチングコンテストは10月1日です。高い目標に向かって更に頑張ってほしいと思います。応援よろしくお願いします。

★下の動画の複製はご遠慮ください。

練習風景①

練習風景②

練習風景③

広島平和派遣事業

 8月5日(土)から8月7日(月)まで、下野市・壬生町中学生平和研修派遣団として3名の生徒が参加しました。全校生徒で千羽鶴を作成し「平和な世界」を願い、派遣団に託しました。

 被爆から10年後に一人の少女が白血病を発症しました。少女は入院中のお見舞いに贈られた千羽鶴をきっかけに「生きたい」という願いを込めて折鶴を折り始めます。8か月の闘病生活の末、12歳という若さで亡くなりました。『原爆の子の像』になった彼女の想いが引き継がれ、今も全国各地から千羽鶴が「平和への祈り」として捧げられています。

「今回実際に広島の地に行って、命の尊さや平和の大切さを身をもって実感することができました。今の私たちの生活がどれだけ幸せかということが分かりました。現在は被爆した方の年齢がどんどん高齢化しています。あの日の記憶が消えないように、もう二度と戦争を起こさないようにするために、この3日間で学んだ事を身の回りの人、世界中の人に伝えていきたいです。」

「今回の事業に参加し、現在世界で示唆されている核兵器使用の恐れという話が、更に恐ろしくまた絶対に核兵器を使用させてはいけないと強く感じました。・・・原子爆弾は一度使用したら何十年にも渡り放射能が放出され、その地に大きな傷跡を残します。そんな原子爆弾を所有している国がまだ残っているのはとても恐ろしいことだと感じました。」

「私たちが感じた感情は被爆者の10%にも満たないかもしれませんが、少しでも残酷なことを繰り返さないために、多くの人に平和について一緒に考えたり、広島派遣についての話を伝えていったりしたいです。そして、過去の言葉を未来に私たちが紡いで、一日でも早く核廃絶した平和な世界にしていきたいです。」

としっかりとした学びを持ち帰ってくれました。感想の全文は後ほど町広報誌に掲載されますので、ご覧ください。

子どもたちが巣立つ世界に、平和な毎日が、幸せな毎日が続きますようにと願わずにはいられません。

関東大会を支える力

 本年度バスケットボール、ソフトテニスなどの競技が本県で開催されました。本校生徒もその運営に携わり、選手たちが気持ちよく試合に集中できる環境づくりの一助を担っていました。スポーツは、選手としてその競技をプレーするだけではなく、指導やトレーナー、応援や大会の運営など様々な関わり方があることを学ぶ良い機会となりました。

 県内の中学生の協力で滞りなく大会が運営され、他県の先生方から多くの感謝の言葉をいただきました。子どもたちの「見えない学力」=「より良い社会を築くために自分の力を使う精神」がここにも息づいていました。緊張する中でのお仕事、お疲れさまでした。

 

学週間の振り返りが届きました

 壬生町教育委員会・生涯学習課から、学週間の振り返りが届きました。ボランティアの先生から

「自ら進んで学習に来ているので、意識の高さを感じることができました。学習の進め方を悩んでいる生徒に学習方法をアドバイスしたり、生徒と一緒に問題を解いたり。自分にとっても良い刺激になりました。」

「家庭ではあまり勉強に集中できないけど、ここでは集中できるし分からないところを教えてもらえるので嬉しいという言葉に、勉強できる場を提供できたことが最大の成果かもしれないと思いました。」とコメントいただきました。

 子どもたちにとって「できた喜び」「分かった楽しさ」を実感する体験となったことが『幸せ』であると感じました。できるようになったことが増えた自信を、これからの学習・生活に生かしてくれることを願います。

 ご指導いただいたボランティアの先生方、調整いただいた生涯学習課の先生に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 3年生を対象にした放課後学習サポートも引き続きお世話になります。よろしくお願いいたします。

音楽で幸せを届ける吹奏楽部!

 8月11日(金)、吹奏楽部は県総合運動公園本球場にて、下野新聞社杯第54回県学童軟式野球大会の開会式に参加しました。開会式では、マーチング演奏の披露、開会式セレモニーの演奏、選手入場行進時の演奏を行いました。

 吹奏楽部は吹奏楽コンクールやマーチングコンテストに向けて日々練習に励んできました。もちろんコンクールやコンテストは吹奏楽部にとって目指すべき1つの目標であると思います。

 しかし、それ以上に吹奏楽部は音楽でたくさんの人に幸せを届けています。入学式での演奏、運動会での演奏、男子バレーボール部の関東大会へのお見送りでの演奏、それ以外にも運動会の練習後には朝礼台付近でゲリラライブを行ってくれました。たくさんの生徒が集まって楽しい時間を過ごしていました。

 今回の県学童軟式野球大会の開会式に吹奏楽部が華を添えたように、音楽によってその場が華やかになったり、楽しくなったり、たくさんの幸せが生まれます。それこそが音楽の価値なのだと思います。これからも多くの人を幸せにする演奏を期待しています。吹奏楽部の皆さん、開会式への参加お疲れ様でした。

最後まであきらめないバレーに感動!!

 8月8日(火)千葉県のバルドラール浦安アリーナで関東バレーボール大会が行われました。1回戦は茨城の秀峰筑波中との対戦でした。

相手の落ちるサーブに苦戦を強いられた出だし、自分たちのバレーのリズムを少しづつ掴み始め食らいつきましたが、1セット目を奪われました。

 気持ちを整えて次のセットへ。気合を入れてコートに入る選手とともに、1年生の一生懸命なモップ掛けやタオルを丁寧にたたむ姿に、先輩たちへの想いが伝わってきました。光が当たらない仕事がチーム競技の中ではとても大切です。そういう下支えがあるからこそ、コートの中で頑張れるのだと思います。「バレーボールは仲間のために自分が努力するスポーツだ」体育館に貼られた言葉を体現していました。

  

 相手コートをよく見た技ありのプレーや、ナイスサーブで相手を崩し、自分たちらしいバレーボールで2セット目を奪取!勝負の行方は最終セットへ・・・。

 「ピンチを救うのはファインプレーではなく”いつも通り”」その言葉通り、何度打たれても拾い、つないでつないで点数にするシーンがたくさん見られました。惜しくも負けてしまいましたが、仲間を信頼し言葉を掛け合う姿、粘り強く何度でも挑戦する姿、相手を称える涙をこらえた拍手、応援してくださった方々への挨拶、どれをとっても立派でした。胸を打たれる戦いでした。

 関東大会に出場するだけでも貴重な体験です。大舞台で自分自身を見失わずに戦える気構えと最高のパフォーマンスを調整した身体と技術、先輩たちから受け継ぎ次の世代へ。3年生本当にお疲れさまでした。

 遠方まで応援に来てくださった方々に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。これからも、チーム南犬飼、どうぞよろしくお願いいたします。

チーム南犬飼の気持ち

 8月8日(火)、朝9時に関東大会に出場する男子バレーボール部が大会が行われる千葉県に出発しました。

 出発の時間になると、部活動をやっていた生徒たちが集まり、みんなでお見送りをしました。吹奏楽部は楽器を持ってきて、素敵な曲を披露してくれました。みんなで「関東大会出場おめでとう」と「大会頑張ってきてね!」という気持ちをカタチにしました。チーム南犬飼の気持ちを力に変えてくれたら嬉しいです。

 男子バレーボール部頑張れお知らせ

全ては社会と繋がっている

 3年生にとっては部活動最後の大会である総体が県大会まで終わりました。関東大会に出場する男子バレーボール部、卓球男子個人、水泳個人の生徒の皆さんは、栃木県の代表として自分たちの力を十分に発揮できるよう頑張ってください。チーム南犬飼、みんなで応援しています。そして引退を迎えた3年生、本当にお疲れ様でした。

 本校は主体的な生徒会活動を学校運営の核として成長しています。ここ4年間は生徒会スローガンを「心」に決め、心ある生徒を目指して活動しています。それは、自分たちの学校を生徒自身が好きになれるように、地域から愛される学校になるために、そして生徒一人一人が充実した学校生活を送るためには、自分たちの心を大事にし、心ある生徒を目指していかなくてはならないと生徒自身が考えたからです。

 そして、どんなことをしていくことが心の成長になるのかを考え、様々な情報を集めました。集めた情報の中から、「学校行事を自分たちの想いが込められたものにしよう」と生徒の意見を行事計画の中に取り入れることにしました。特に、コロナ禍での学校行事は困難が多くありましたが、生徒自身が打開策を教員とともに考え、実施してきました。今年度の運動会は練習から全ての運営を生徒主体で行い、生徒の想いが込められた行事の象徴となりました。

 また、「学校をもっと過ごしやすいものにしよう」、そして生徒自身の「自分たちで決めたルールをしっかりと守ろう」という想いから、「生活の心得」の改定を進めています。改定初年度は、今まであったルールを一掃し、生徒自身がルールの価値を見つめ直す中で、1つずつ決めていきました。

 総体の大会を見ながら、生徒の言葉が思い出されました。それは、チームの上手くいかないところを、独り言のように言っていた言葉です。大会を見に行くと、その上手くいかないと言っていたところが見事に改善されていました。きっと、自分たちのチームの課題を把握し、上手くいくようにするためにはどうすれば良いか情報を集め、その中から自分たちに必要な練習をし、大会の場に立ったのでしょう。

 これからの社会は「VUCA時代」と言われています。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取ったものです。つまり、今ある価値観やビジネスモデルなどが通用しない時代のことです。そして、このような時代を、社会の大きな変化の中で、たくましく生きるためには、さまざまな人と協働しながら探究心をもち、自律的に、主体的な姿勢で学び続け、変化に対応する力をつけていくことが大切になると考えられます。

 高校では「総合的な探究の時間」が2018年告示の学習指導要領で設けられました。これまでの学校での学びは、知識の量と問題の意図を汲み取り、より早く解答を導き出すことに重点が置かれていました。しかし今、インターネットを利用すれば、瞬時に多くの情報を手にすることができます。そしてその知識量は人間とは比べることができない膨大なものです。これからの学校で重視されるのが、取得した知識を「活用」し、「探究」することです。「探究」は欠かすことのできない学びの姿となります。中学校では総合的な学習の時間がこれまで探究活動の時間となっていましたが、その時間の質の向上と同時に、各教科でも「探究学習」が進められています。

 先に述べた、生徒会活動も、部活動も、まさに探究活動が実践されています。「探究」は、①課題の設定→②情報の収集→③整理・分析→④まとめ・表現のサイクルの繰り返しで学びが深まっていきます。部活動の上手くいかないところが課題の設定であり、どうすれば上手くできるようになるのか情報を集め、自分たちに必要な練習をし、大会で表現したわけです。

 これは社会でも同様のことがなされています。例えば、①「観光収入を拡大するためにはどうすれば良いか」という課題があるとします。②情報の収集では、観光資源や観光客の情報を集めます。③観光資源を年代などのターゲットごとに整理し、分析をもとにどのような広報をすれば良いか考え、企画にしていきます。④実際の企画として実行してきます。そして、企画を実施するなかで改善が必要なところが見つかったり、困難な部分が見つかったりし、新たな課題が見つかることで仕事の質が深まっていきます。①~④のサイクルの繰り返しの中で仕事は回っていくのです。大人が行っている仕事は生徒の皆さんの学び方と同じ、まさに探究活動なのです。もちろん中学校教員も毎日が探究活動の繰り返しです。

 夏休み、興味や関心があること、疑問に思っていることなどについて探究してみると面白いと思います。探究学習は人生を豊かにするものです。なぜなら、自ら学ぶということが楽しくなるからです。そして将来の仕事に直結する学びの姿だからです。

 学校生活の全てが社会と繋がっています。日常にある探究を楽しみながら生活していきましょう!

栃木県吹奏楽コンクール

 8月5日(土)栃木県吹奏楽コンクールに参加しました。

課題曲:マーチ「ペガサスの夢」

自由曲:「フライトエターナル、アメリア聞こえていますか?」

の2曲を披露しました。

 課題曲4曲の中で1番難しい曲にチャレンジした本校吹奏楽部、可愛らしいアップテンポな曲で観客を楽しい気分にさせてくれました。

 自由曲では、優しい曲の入り、心地よい空気を作っていました。途中力強く曲調が変わるとともに子どもたちの表情にも力が込められていました。曲の表現する内容をしっかりと理解して「この曲を演奏したい」という子どもたちの意気込みが伝わってきました。

 難しい2曲を仕上げてやり切った子どもたちは、演奏を終えると爽やかな笑顔を見せてくれました。子どもたちの一生懸命な姿は、観る人に感動を与えてくれますね。ありがとう!!

 みんなで同じ目標に向かって努力すること、自分たちらしい表現を追究できたこと、そういった経験がまた一回りも二回りも成長させてくれましたね。

 審査員の皆様から、たくさんのコメントをいただきました。賞賛の素敵な言葉、丁寧な一つ一つのご助言、ありがたく感じます。新たな課題を実感しながら、8月23日のマーチングに向けて、また頑張ってくださいね。応援しています!!

 熱い中、観覧にお越しいただいた皆様、日頃の練習のバックアップ等、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

✨関東大会出場❕

 今年度の総体関東大会に出場するメンバーが出そろいました。卓球・男子バレーに続いて、水泳200m個人メドレーで6位に入賞し、関東大会出場の切符を2年生が手に入れました。おめでとうございます!!

 メドレーは得意な泳法だけでなく、クロール・背泳・平泳ぎ・バタフライとすべての泳法を50mずつ泳ぎます。飛び込みやターン一つとっても100分の1秒の違いが出てしまう厳しい競技です。その中で、自分自身と向き合い、ベストタイムを出せるように日々努力したからこその結果ですね。

 職員玄関・昇降口に貼らせていただきました。三者面談でお越しの際に見ていただけたらと思います。

 水泳の関東大会は東京都東京アクアティクスセンターで8月8・9・10日

 卓球の関東大会は山梨県小瀬スポーツ公園体育館で8月8・9・10日

 バレーボールの関東大会は千葉県バルドラール浦安アリーナで8月8・9・10日

それぞれ開催となります。

全国大会を目指して頑張っている選手たち!!ガンバレ南犬飼中生!!

『すべての想いを、今この時に!!』

関東大会への大きな勝利!

 7月28日(金)男子バレーボール部は関東大会出場をかけた順位決定戦を行いました。清原中との1セット目、7対1の気持ちの入った好スタートを切ることができました。相手のタイムアウトから追い上げられる展開でしたが、何とか逃げ切り、2セット目へ。互いにエースが撃ち合う展開で、シーソーゲームになりました。粘りの守りとチャンスボールをつないで得点を重ねた結果25対23で2セット目も奪取!!2対0で勝利をつかみ、関東への道をつなぎました。

  2試合目、陽南中との対戦も2対0のストレート勝ちで、関東大会への切符を手に入れました!!

 毎回のタイムアウト明けに、両こぶしを突き上げ、自分たちの気持ちを高め合う選手の姿に、勇気と感動をもらいました。

 最後まで応援してくださった皆様、ありがとうございました。

お祝い男子バレーボール部、関東大会出場おめでとう!!キラキラ

 

マウンドの熱き想い!!

  夏休みに入り、各競技の県大会が開催されています。

 7月26日(水)3回戦にコマを進めた野球部は、同地区の小山城南中とベスト4を決める戦いとなりました。1回の表に1点を先制されるも、エースの好投で双方ともに我慢の時間が続きました。6回の表に1点を追加されるも、ライトへのライナー的な当たりをキャッチする堅い守りを見せてくれました。攻撃では、最後まであきらめない粘りのバッティングでいい当たりが生まれるも、少しの差でファール・・・。得点に結びつけられず、0-2での惜敗となりました。試合終了のあいさつの後、グランドに泣き崩れる3年生の姿に、今まで背負ってきたものの大きさを感じました。そして、そのプレッシャーに負けじと努力を続けてきたからこその想いがそこにはありました。これこそが「本気だから見られるもの」、「努力した人だけが流せる涙」だと。

 試合後の顧問の言葉「今までの試合の中でもベストゲームでした!勝たせてあげられなくて悔しいです。3年生よく頑張りました!」に、子どもたちを誰よりも近くで見てきたからこその想いを感じ、涙が溢れてきました。

  一生涯のうちに、心が震えるくらいの感動や悔しさを味わえるのは数えるほどではないでしょうか?学生時代のこの想いは色あせることなく、これからも子どもたちの生きる力になっていくことでしょう。

 応援してくださったみなさま、ありがとうございました。

 

学週間

7月24日(月)から地域ボランティアの方々にお越しいただき、自主学習サポートプログラム「学週間」が始まりました。初日、2日目と20名を越える生徒が第3理科室で、主体的に学習に取り組んでいました。子どもたちの姿から、質問したいときに頼れる方がそばにいる安心感は、子どもたちとって非常に良い学習環境であると感じました。

 

 この事業は、壬生町教育委員会生涯学習課が主催してくださっています。毎年、たくさんのボランティアの方にお世話になっています。学校経営の基本方針の一つ「地域の皆様と一体となった教育活動を推進し、地域とともにある学校づくりに努める」を後押ししてくださっています。8月4日(金)までの2週間、13:00~15:00の時間帯で自由参加ですので、宿題を進めるのもOK、受験勉強するのもOK、自己調整力を育みながら有意義な時間にしてほしいと思います。

 ボランティアの皆様、よろしくお願いいたします。

 

 

1学期終業式

 7月20日(木)、4校時に1学期終業式を行いました。各学年代表生徒による作文の発表をしました。

【1年生】

 僕は、犬中生として入学してから約3か月が経ちました。違う学校の友達、先生、先輩方、最初はすごく緊張していました。

 5月に入ると、運動会に向けて練習が始まり、より犬中の一員としての自覚を持ちました。運動会本番は、友達や赤団を応援したり、競技に熱中したり、疲れも忘れ、1つの事に熱中しました。体も心も全力を尽くし、運動会を全力で楽しむことができました。

 6月は、期末テストの時期に入り、生まれて初めて定期テストというものをやりました。これまでのテストと比べると、問題数も緊張感も全然違いました。僕は、記述問題が苦手なので、テスト勉強では、特に重点的に取り組みました。

 また7月には、プールが始まり、本格的に夏が始まった気がしました。入れない日もありましたが、1年にいち度の機会しかない水泳授業はとても楽しかったです。

 このように、1学期の中で頑張ったことは、学校生活に慣れること、クラスになじむこと、そして、部活と勉強を両立させることです。最初は、話せる友達が少なかったのですが、クラスや部活動を通して新しい友達が増えると、学校生活もとても新鮮で楽しいものになりました。

 最後に、僕が夏休みに頑張りたいことは、勉強や運動もそうですが、やはり規則正しい生活を一番意識して夏休みを過ごしたいです。夏休みは、長い休みなので、ずっと不健康でだらしない生活を送っていると、それが2学期、3学期の勉強や学校生活にも影響してしまうと思います。だから、この夏休みで普段通りの生活を意識していき、そこに何か付け足しながら、2学期の始業式、元気に登校できるように、夏休みを過ごしていきたいです。

 

【2年生】

 2年生として、そして初めて先輩と呼ばれるようになった1学期が終わろうとしています。その中で頑張ったことが2つあります。

 1つ目は、社会の勉強です。私は何回も繰り返し勉強しないと語句や単語が覚えられないので、とにかくワークをやりました。すると期末テストで納得のいく点を取ることができました。

 2つ目は、学級委員長としてです。集会で移動する時の整列はもちろん、代議員として中央委員会で出た話をクラスに連絡したり、学級会での司会を務めたりと、様々な仕事を行いました。みんなの前に出ることが多かったため、人前に出る時はあまり緊張せず、自分に自信が持てるようになりました。

 できたことを大事にして、2学期も頑張っていきたいです。先生方、ご指導よろしくお願いします。 

 

【3年生】

私たち3年生にとって最後の1年が始まった4月から早くも4か月が経とうとしています。この4か月の間にも私たちにとって最後となることがありました。

それは部活動です。私は剣道部の部長という立場で、後輩の手本となるよう練習を頑張ってきました。しかし、結果としては県大会に出場することができませんでした。3年生が引退後、剣道部員は2人となってしまうけれど、きっと総体で流した悔し涙を忘れず、1年後の大会に私たちの思いも背負って頑張ってくれると思います。また、これから県大会に臨む生徒の皆さんは最後の一瞬まで全力を出し切り、頑張ってください。応援しています。

 私は、3年生になって初めて学級委員になりました。最初はみんなを引っ張っていけるか不安でしたが、クラスの皆が思っていた以上に自分たちから動いてくれて、助かっています。今年のクラスは中学校最後のクラスです。これからも一人一人にとって大切なクラスになるよう3年1組らしく、にぎやかで、優しくて、助け合えるクラスを作っていきたいです。

そして、私たちは2学期を終えると受験の本番を迎えます。3年生になると勉強も一段と難しくなり、1、2年生の内容の応用的な学習も多くなりました。この夏休みは私たちにとって勝負の夏休みです。2学期を終え、冬休み中には私立高校の受験本番です。そう考えると、2学期が始まるとまた忙しい日々になるので、この夏休みにどれだけ勉強できるかが勝負を分けることでしょう。学年集会の時に学習担当の先生が言っていた「井の中の蛙になるな!」を心に留め、もっと勉強をしている人はいると常に考え、自分の弱い心、妥協に負けず受験勉強に取り組んでいきたいと思います。中学校最後の夏休みは自分の将来の可能性を広げるための夏休みにしたいです。

  

 代表生徒が1学期を通して感じたことを素直に言葉にし、夏休みの抱負を述べる姿に頼もしさを感じました。

 今年度から、各式の司会を生徒会が務めます。今回も生徒会役員の生徒が立派に進行しました。また、1学期を振り返る動画も生徒会役員が作成しました。生徒主体の学校運営、生徒が主役になれる学校運営を心がけることで、本校生徒に身に付けさせたい4つの力(目標を持つ力・自分を律する力・人間関係を築く力・課題を解決する力)が身に付くと信じています。

 1学期は運動会、校外学習、修学旅行などたくさんの行事がありました。また、3年生は部活動の最後の大会もありました。その中にはたくさんの失敗がありましたが、1学期のテーマ『失敗から学ぶ』を大事に、失敗を経験と変え、大きく成長する姿がありました。

 今年度の夏休みは42日間です。本校の教育目標「進んで考え、行動する生徒」を体現するときです。時間は誰にでも平等にあります。その時間をどのように使うか、自分で考え、行動していくことを期待しています。