壬生小日誌(H24~H29)

カテゴリ:今日の給食

6年生 バイキング給食をしました

卒業を控えた6年生がバイキング給食を楽しみました。

3つのグループをバランスよく、後に並んでいる人のことも考えてとることができました。

6年間、給食や家庭科の授業で学んだことはしっかりと実践されていました。 

お世話になった先生方や調理員さんを囲んで、食事をしながら楽しい時間を過ごしました。

調理してくださった大島先生はじめ調理員さん、ありがとうございました。

   
   

2月11日は、初午です。

栃木の郷土料理である「しもつかれ」が給食に出ました。「しもつかれ」は初午の日に、お稲荷さんへのお供え物として作られる料理です。立春後、最初の午の日に大量に作って、お赤飯と共に、近所に配ったりもらったりしていました。「7軒分のしもつかれを食べると病気にならない」と言われていますね。

 

給食のしもつかれは子ども用にアレンジしているので食べやすく、大好評です。1年に1回はこの伝統料理を味わい、先人の願いとともに伝えてほしいですね。

 


学校給食週間

1月19日から23日まで、学校給食週間でした。今年も日本各地の料理を楽しむ「日本味めぐり」を実施しました。

1月19日(月) 岐阜県
高山ラーメン 鶏ちゃん 五平もち 牛乳 


1月20日(火) 熊本県
米粉パン きびなごのごまフライ れんこんのサラダ タイピーエン 甘夏ゼリー 牛乳 


1月21日(水) 宮城県
ご飯 さんまのゆずみそ煮 笹かま入りおひたし はっと汁 牛乳 


1月22日(木) 鳥取県
どんどろけ ハタハタのみそカツ いもこん鍋 なしのゼリー 牛乳


1月23日(金) 栃木県
県産小麦の食パン 大平産巨峰ジャム かんぴょううどん とちまるくんの卵焼き にらともやしのナムル いちごと豆乳のムース 牛乳 


一週間の味の旅はいかがでしたか?


私たちの祖先は、各地の自然に合わせて四季折々にいろいろな産物を作り、それを利用した料理を生み、代々受けついできました。
そんな歴史を持つ和食は、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。各地に伝わる郷土料理、私たちもしっかり受けついでいきたいですね。


今日で、給食週間はおしまいです。
冬休みに、ポスターや作文、標語を作るところからスタートしました。入選作品は、1階の渡り廊下そばに貼ってあります。各教室にも展示されています。
 

また、調理員さんへのお手紙を書き、それを水曜日の給食集会でプレゼントしました。
集会では、普段なかなか会えない8人の調理員さんに会えました。調理員さんのお話、とてもおもしろかったですね。クイズや歌も披露してもらいました。


普段見られない給食室の様子を、ただ今「ミニ給食室」として給食室前に展示しています。ぜひご覧ください。
 
 
          大きなカレーの釜としゃもじ / たくさんの野菜を入れる大きなかご

また集会では、給食委員会の発表がありました。地産地消部のなす栽培とおすすめ料理、朝ごはん部の、アンケート結果発表と、朝ごはんの大切さについての人形劇がありました。
 

カルタ取り大会や、学年ごとの縦割り班の給食も楽しみました。
今週できなかった学年は、また日を改めて実施したいと思います。

この1週間食についてがんばろうと思ったことを、がんばりカードに書き、最終日にご褒美のとちまるくんシールをもらいました。
いろいろな行事がありましたが、みなさんに食についていろいろ体験し、考える機会になっていたらいいなと思います。

また来年の給食週間をお楽しみに!

給食週間日本味めぐり(2)

日本味めぐり3日目の22日(水)は、愛媛県でした。

  • せんざんき
    (鶏料理がさかんな東予地方(今治市周辺)の郷土料理で、鶏のいろいろな部位の骨付き肉を使ったからあげです)
  • いもたき
    (農家などで作られるハレの食事で、河原で各自その年に収穫した里いもを持ち寄り、こんにゃく、しいたけ、鶏肉を鍋で煮こみ、秋の名月をめでながら食べました。ちょっと甘口なのが特徴です)
  • いよかん
    (愛媛県で多く栽培されているいよかん。愛媛県の旧国名の伊予国にちなんでつけられました)
4日目の23日(木)は、岩手県。昨年は、テレビドラマ「あまちゃん」でも有名になりました。

  • 豆腐田楽
    (豆腐田楽という料理は全国各地にありますが、岩手県の豆腐田楽は、にんにくみそが特徴です。栃木県では甘くしたみそを使うことが多いですね)
  • さんまのすり身汁
    (さんまをよくすると、ふんわりと仕上がり煮くずれしません。味つけは家庭によりみそ味だったりしょうゆ味だったりさまざまです)
  • すきこんぶ煮
    (すきこんぶは、こんぶを一度熱湯でゆでてから冷まし、幅2~3㎜に細かく刻んでぬめりをとり、紙すきと同じ方法で専用のすのこを使って乾燥させて作られるため、この名前がつきました)
  • 洋なしのゼリー
    (岩手県では洋なしも生産されています)
そして最終日の今日、24日(金)は、長野県です。

  • わかさぎのフライ
    (真冬に人が歩いても割れないくらい厚い氷がはった池や湖の氷に穴をあけて釣り糸を垂らし、湖底に潜んでいるわかさぎを釣ります。釣り上げた後は、そのまま氷の上でフライにしたりして食べます。今日はタルタルソースを添えていただきました)
  • 高野豆腐のたまごとじ
    (高野豆腐は別名「凍み豆腐」ともいい、薄く切った豆腐を冬の寒さで凍らせて作ります。長野県飯田市は、凍み豆腐の製造にとても合った土地でした)
  • 野沢菜おやき
    (縄文時代にはあったといわれるおやき。長野県の山間部には水田が少なく、足りない米の代わりとして、おやきのようにそば粉や小麦粉の料理が生まれました)
  • りんご
    (長野県はりんごの産地としても有名です)

一週間の味の旅はいかがでしたか?

私たちの祖先は、各地の自然に合わせて四季折々にいろいろな産物を作り、それを利用した料理を生み、代々受けついできました。
そんな歴史を持つ和食が、ユネスコの無形文化遺産に登録されたことが昨年末に話題になりました。各地に伝わる郷土料理、私たちもしっかり受けついでいきたいですね。

それでは、また来年の給食週間をお楽しみに!

給食週間日本味めぐり(1)

今週は、給食週間です。給食週間中は毎年、日本各地の郷土料理やB級グルメなどを味わう「日本味めぐり」を実施しています。今までの味めぐりこんだては、ランチルーム廊下の掲示板をご覧くださいね。

 さて、20日(月)の味めぐりは、長崎県です。長崎は、江戸時代に鎖国を行っていた日本でただひとつの開港地であり、和食に海外の食文化を取り入れた、独自のスタイルを作り出しました。


  • ご飯
  • きびなごのごまフライ
    (五島列島は指折りのきびなごの産地です)
  • はなはじき
    (諫早地区の郷土料理で、鼻をツーンとはじくくらいからしがきいていることから、はなはじきと言われています。給食ではもちろん控えめです。ねぎぬたのような感じの料理です)
  • 浦上そぼろ
    (材料を細かく切って炒めることを「おぼろ」といい、おぼろより粗いのが「粗おぼろ」。それがつまって、「そぼろ」になりました。キリシタンの多い浦上に伝えられたので、「浦上そぼろ」といいます。長崎では、中国の影響でもやしを使う料理が多いようです )
  • みかん
    (長崎みかんは有名ですね)

 21日(火)は、私たちの住む栃木県です。栃木県の郷土料理は普段からよく給食に登場しているので、今回はB級グルメから。


  • 那須塩原のスープ入り焼きそば
    (塩原温泉の食堂で出されているスープ入り焼きそば。しょうゆ味の中華スープに、ソース味の焼きそばを入れて食べる料理で、スープの中に焼きそばを入れて煮こんでしまわず、食べる直前に合わせるのがポイントです)
  • 佐野のいもフライ
    (ふかしたじゃがいもに、小麦粉とパン粉の衣をつけ、油であげて作られます。戦後、今の佐野市を含む両毛地域でさかんだった絹織物の工場に勤める女工さん向けに、行商人が売り歩いたものが広まったとされています)
  • 目玉焼き
    (焼きそばにはやっぱり目玉焼き!)
  • とちおとめヨーグルト
    (とちおとめは壬生町でもたくさん作られているいちごの代表品種。栃木県が生産量全国一です)
  • 牛乳
    (栃木県は北海道に次いで生産量第2位を誇ります)