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学校課題研修
7月31日(木)先生方の研修会を行いました。今年は趣向を変えて、理科専科の先生の授業体験!!
本校の学校課題のサブテーマである「教科の見方考え方を働かせ、主体的に取り組む授業を目指して」に基づき、先生たちのめあては『水を温めた時に出る・・・感動することができる』
ということで、教科書には載っていない実験を経験させてくださいました。昨年度5年生で実施したそうです。6年生の皆さん覚えていますか?この単元は全国学習状況調査で毎年のように出題されるところです。それだけ生活に密着しているし、考察する力を問われるところですね。
先生方は、各班で協力しながら実験器具を準備し、「先生、出来ました!」と児童がやるように専科教員に確認してもらいました。「丸底フラスコの中心が炎の中心にします」「ゴム管が温まらないように工夫してください」など、器具の使い方や実験のポイントも確認できました。
沸騰石を入れて、いざ点火!!まずは小さな泡が沸騰石から出てきました。そのうち大きな泡がフラスコの底からボコボコと出てきましたよ。観察する先生方の視線は真剣そのもの。まるで子供に戻ったかのようでした。
「あれ?」ゴム管の先からブクブクと出ていた泡が・・・
「???」「いったいどういうことだろう?」「フラスコからこんなにボコボコ出ているはずなのに、ゴム管の先からなんで泡が出ないの?」と問いが。
ゴム管を水槽から出してみると、白く湯気が出ていました。そこにスプーンを当てて確認・・・。どんなことが分かったと思いますか?
見えないのものを可視化して考えさせる専科教員の授業に、先生方もドキドキ・ワクワクが止まらない1時間でした。
1つ1つの現象とその理由に「へえ~」「なるほど」「学生の頃に分からなかったことが納得できました」と笑顔があふれる時間となりました。この感動を様々な教科で伝えていけたらと思います。先生方の研修会はまだまだ続きます。
2時間目は、学力向上推進リーダーの先生をお招きして、4年生から6年生までの学力調査分析を行いました。
ねらいは「分析から学校全体で意識して取り組む方策を考えること」ポイントは①学校課題のフィルターを通す②調査結果のフィルターを通す③すべての教科で取り組める視点で。
本校の学校課題は「自分の考えをもち、相手を意識して、聴き合い伝え合うことのできる児童の育成」。いざスタートです。
国語・算数・理科それぞれの教科で分析。間違え方から子供たちがどんなところに躓いているのかを分析、児童質問紙から子供たちの学習に向かう意識を分析しました。子供たちの顔を思い出しながら「2学期からこんなことに意識して授業してみませんか?」と話し合いに熱が・・・。あっという間の1時間でした。
本校の先生方は、とっても温かい空気感の中で研修が進んでいきます。それぞれに教員経験年数はまちまちですが、子供たちを思う気持ちは同じ。とても有意義な素晴らしい時間になりました。本校の子どもたちは、学習が好きで意欲が高いのが良いところ。この自己肯定感の高さは、こういった先生方の温かさ支えとなっているからですね。
専科教員の先生、学力向上推進リーダーの先生、様々な提案をありがとうございました。
民生委員との懇談会 ~地域での見守り活動~
夏休みが始まりました。
子供たちが事故や事件に巻き込まれず、安全で楽しい夏休みになるよう、今年度も民生委員の皆様と地域の様子や見守りの状況等についての懇談会を開催しました。
子供たちは、家庭へ戻り、地域で40日間あまりを過ごします。
教職員も学区内を巡回し、児童の様子を確認しますが、
地域で子供たちを日常的に見守ってくださっている民生委員の皆様、どうぞよろしくお願いします。
第一学期終業式
今日で一学期も終わり。
1校時に体育館で終業式が行われました。
上学年は71日間、下学年は69日間の学校での生活。
学級や学年、たくさんの友達と関わりながら。
多くの行事を通して。
友達と一緒に笑い、悩み、努力して。一緒に成長できた1学期。
1学期を振り返り、児童代表の作文には、そんな思いが綴られていました。
また、夏休みの生活の仕方や2学期に向けた目標も発表されました。
・バランスのよい食事に気をつけたい。
・整理整頓を心がけたい。
・図書館を利用してたくさん本を読みたい。 などなど。
校長先生からは、みんなそれぞれの頑張りを褒めていただくとともに
夏休みの宿題として
「家族の一人として、自分のできるお手伝いを続けましょう。」とのお話が。
何か1つでも、家族の役に立てる仕事を見つけて、夏休みの期間だけでも続ける事ができるといいですね。
終業式に続いて、町陸上記録会、入賞者の表彰が行われました。
表彰後には、入賞者のみならず陸上練習に自分から積極的に参加した全ての5,6年生に大きな拍手が送られました。
最後に、40日間あまりの夏休みをけがや事故なく過ごすためにぜひ守って欲しいことについて、児童指導主任から児童に伝えられました。
・学校生活同様、夏休み期間中も家や地域でもしっかりとあいさつを。
・ルールやきまり、特に交通ルールを守って事故のない夏休みを。
・不審者にあってしまった時の対応について。
一人一人が思い出いっぱい、充実した夏休みを過ごして欲しいと思います。
保護者並びに地域の皆様、学校支援ボランティアをはじめ多くの関係者様、1学期も大変お世話になりました。2学期も引き続き、本校、教育活動に対してご理解・ご協力の程、どうぞよろしくお願いします。
P.S 下学年が退場した体育館。6年生は、終業式のお片付け。
学校のリーダーの6年生。小学校生活最後の夏休みを楽しんで!
そして2学期もよろしくね!!
5年生【気候変動出前講座】
7月14日(月)総合的な学習の時間に外部講師の方をお迎えして、ゼロカーボンについての授業をしていただきました。昨年度、壬生町がゼロカーボンシティー宣言をしたことをきっかけに、環境について探究活動を行っている5年生で学び始めました。気候変動のお話に、温室効果ガスって何?CO₂って何?カーボンニュートラルって何?と初めて聞く言葉に一つ一つ理解しようと、ワークシートにメモをする姿も真剣そのもの!!
お話の最後には、クイズ形式で「地球温暖化防止につながる取組はどれ?」と問われると⇒「使わない部屋の電気を消す」など、身近な取組について考えて、正しい答えを選択することができていました。紹介していただいた『とちぎ未来ファンタジー』というサイトで調べ学習をしたくてたまらないといった子どもたちの様子がとても可愛らしく目に映りました。
2時間目は・・・グループで「学んだこと」「自分たちにできること」についてそれぞれの考えを出し合いました。
とちぎ15アクションを始めて知った。100年前と比べると栃木県は2.4℃も上がっている。みんなで助け合っていくことが大切。海や川にゴミを捨てない。などワークシートが付箋でいっぱいになりました。自分たちが生きていく未来について・環境について本気で考えているからこそのブレインストーミングでした。
世界規模で取り組まれているSDGs。2021年にツバルの外相が「海の中」で気候変動についてスピーチしたことは記憶に新しいと思います。彼は①肉の消費量を減らすこと②電力エネルギー源を見直すこと③情報知り人に伝えること、を訴えました。小さく思えるアクションからでもぜひ始めてほしい・・・と。
今を生きる子どもたちが持続可能な社会の創り手として、私たちが住むこの地球がこれからも幸せに暮らせる環境であることを望み、自分たちにできることを少しでも考えられる人に成長してほしいと願っています。
壬生町論語検定
7月11日(金)、毎年恒例となった「壬生町論語検定」が行われました。
今年の受験者は、「初級(18編の中から3編を暗誦)」32名、「中級(5編を暗誦)」8名、「世界チャレンジコース(18編全てを暗誦)」7名の合計47名。
一人ずつ検定員の前で、出題された論語を暗誦します。
「いつもとは違った雰囲気に緊張してしまった!」
「前の学年のものが練習不足ですらすら言えなくて悔しかった。」
「練習を重ねてきたので、自信をもってできた!!」 と感想は様々。
47名の挑戦者。
感想は様々ですが、
自分で挑戦しようと決め、本番に向けて努力したことが何よりすばらしいと思います。
まさしく
子曰、学而時習之、不亦説乎 「子の曰く、学びて時に之を習う、亦た説ばしからずや。」
・・・新しいことを学び、折に触れておさらいして身に付けるのは大変喜ばしいこと