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3年生【道徳】少しだけなら・・・
10月30日(水)3年生の教室では、道徳の研究授業が実施されていました。「ついついやり続けてしまったことある?」という問いに90%の子が「ある」と回答、予想通り1位はゲーム、2位は動画・・・この素直さ、人間の弱さを認識(人間理解)することによって道徳的価値に迫ることが出来るようになります。
今回はある少年の「少しだけなら・・・」というお話。先生の範読に夢中になって資料を目で追います。お母さんとの約束にパソコンの電源をOFFにするけど、やっぱりゲームのクーポンが気になって電源ON・・・お母さんが帰ってくる前にOFFに出来たけど・・・。資料の最後にお母さんに褒められたけど心の中はどう?との問いに子供たちは、「気まずい」「やだな~」「モヤモヤする」と回答。
ここからが本題!友達と話し合う中で「タイマーが鳴ったからやめた」「お母さんに怒られちゃうからやめた」「お母さんに迷惑かけちゃう」「周りの人に迷惑かけちゃう」「もしも個人情報入れたら怖いことに巻き込まれちゃう」「だってお母さんに信じてって言ったのに」「罪悪感が・・・」「その後のことを考えたら」と深まっていく様子が見られました。
最後に、「今までやりたいけどやめられた・我慢できたことあるかな?」の問いに、様々な経験が飛び出しました。そのエピソードに対して「やめられた〇〇さんをどう思う?」とみんなに投げると「ほめてあげたい」「えらいと思う」「すごいな~と思った」と友達を称賛する言葉がたくさん出てきました。友達から認められる言葉をもらって、満面の笑みを浮かべる子供たちでした。これぞ『睦み合いの学び』です。
堤藤成著の「ハッとする言葉の紡ぎ方」の冒頭に、
就活生は言葉を紡ぐことで『やりたい仕事に就くための環境づくり』を試みます。
コーチは言葉を紡ぐことで『選手の内省のきっかけとなる本質的な問い』を試みます。
営業マンは言葉を紡ぐことで『顧客の本当の課題を見出すこと』を試みます。
マーケターは言葉を紡ぐことで『顧客の心にうるおいを与えること』を試みます。
起業家は言葉を紡ぐことで『アイディアをまなざし、カタチにすること』を試みます。
そして人間は皆、言葉を紡ぐことで『自分らしい人生を歩んでいくこと』を試みます。
言葉を紡ぐことは、自分の人生を前に進めるための、もっとも気軽に取り組める具体的な活動なのです。とあります。
子どもたちもその時その時の発達段階において、道徳や国語の時間を中心に様々な場面で言葉を紡ぐことで自分らしい人生を歩み始めているのでしょうね。だからこそ、「その時に感じたことを言葉にしてほしい。言葉にして残していきたい。」そう思うのです。友達から褒められた経験、その時の心の変容。道徳のノートやキャリアパスポート、卒業文集など、大人になった時にふと読み返して、こんなことを考えていたんだっけってなる。その言葉がまた新たな言葉を紡ぐきっかけになるのでしょうね。
5年生車椅子バスケット体験
壬生町社会福祉協議会様、講師方の御協力により、5年生の児童が「車いすバスケットボール」の体験を行いました。
講話では福祉ってどんなこと?車いすって何?という内容について学習しました。
車いすバスケでは、初めて見る車いすに大興奮!!
「もう乗っていいですか?」「はやく乗らせてください!」
という声がたくさん聞こえてきました。
実際に乗ってみると、思った以上に難しい、、
右に行きたいのに左に行ってしまったたりと大変な様子。
しかし、講師の先生からコツを教えてもらうとみるみると上達していき、実際にバスケの試合もできるようになりました。
終わりには、
「もっと乗っていたかったな!」
「次は普段から車いすバスケをしている人たちと一緒にやってみたい!」
とまだまだ乗りたかった様子、すごく楽しかった様子が見られました。
福祉とは、「すべての人が、お互いに助け合って、幸せな生活を送れるようになること」を目標としています。
今回実際に体験をすることができ子供たちは貴重な経験をすることができました。
3年生「社会科見学」
10月29日(火)、3年生が社会科見学へ行ってきました。はじめは、石橋消防署。見学がはじまってすぐに、救急車が出動していく様子を見て、命を救う仕事の一場面を見ることができました。消防隊員の方々に消防車の仕組みや出動までの手順を教えていただいたり、消火活動の際に使う道具を実際に持たせてもらったりして、「予想より重かった!」とつぶやいたり、「重い防火服を30秒で着られるなんてすごい!」と驚いている姿が見られました。
「火を消しに行くときにどんなことを考えて消していますか?」という質問に、「最後まで諦めないという強い気持ちを持って」「絶対助けるぞ!」「助けるというのはその人の命だけでは無くて、助ける人の持ち物・資産も含めてなるべく多くを守るために、早く消すことを心がけています」「助ける人を最優先で守る!!」という熱い想いを込めて答えてくださいました。私たちの暮らしを守る消防士さんの格好良さに憧れる気持ちを抱かずにはいられないひとときでした。
質問した子が答えていただいた後に「ありがとうございました」と一人一人言える子供たちも素敵だなと思いました。
通常業務に加え緊急出動も重なるなど、本当にお忙しい中、子供たちのためにお時間を割き、案内や説明・訓練など見せていただき、子供たちは大興奮でした。ありがとうございました。安全・安心な町づくり、これからもよろしくお願いします。
午後は、益子へ
4年生の学習を先取りして、益子焼のろくろ体験に挑戦!!「1回目は失敗した方が早くうまくなるかも?」という先生の言葉に、子供たちは積極的に手を動かしていました。うねうねしちゃうかと思いきや、才能を開花する子供たち!!真剣な表情でイメージ通りの作品をどんどん創り上げていました。『失敗を恐れず、たくさん挑戦する!!』まさにその言葉通りの集中力でした。
益子の地で採れる粘土が7割以上で、なおかつ益子の窯で焼いたものを益子焼と認められるそうです。お店に並んだ益子焼に「かわいい~」「さっきの先生がつくったお皿だよ」「うちにあるのと似てる~」と楽しそうに話しながら興味深く見ていました。
丁寧にご指導いただいたよこやまの皆様に心から感謝申し上げます。子供たちは夢中になって製作できたことで、大満足で帰校することができました。ありがとうございました。
前期なかよし班最後の共遊でした
10/28(月)前期なかよし班最後の共遊を行いました。
2時間目終了と同時に、校内に楽しい音楽が流れます。
共遊スタートの合図です。
子供たちは、わくわくしながら校庭に向かいます。
校庭に出てみると「今日が最後の共遊だから、楽しく遊ぼうね!」と上級生がお話している班、遊びに向けて協力してコートの準備をしている班、さっそく鬼決めをして遊び始めている班と、様々でした。
校庭を思い切り駆け回る姿、笑顔で体を動かす姿、下級生を気にかける上級生の姿、とても素敵です。
共遊は、横のつながりだけではなく、学年を越えた縦のつながりをつくる目的で行われています。
なかよし班が変わっても、半年間、清掃や遊びを共にして築いた絆は無くなりません。
すれ違ったときに挨拶をしたり、校庭で出会ったら「一緒に遊ぼう!」と声を掛け合える関係がつくれていると嬉しいです。
読書旬間 ポケットさんの読み聞かせ(1・2・3年)
読書旬間中の23日(水)、いつもはポケットさんが朝の読み聞かせの時間に来てくださいますが、読書旬間中なので2校時~4校時の時間に、1~3年生にたくさんの本の読み聞かせをしてくださいました。
最初は1年生。「うみキリン」「まっいっか」「ハエくん」「いくらなんでもいくらくん」など面白い本が多く、笑いながら話を聞いていました。「うみキリンに会ってみたいな!」「いくらくんのお風呂に入ってみたい!」と本の世界に入って楽しんでいるようでした。
次は2年生。「きゅうしょくたべにきました」「うえきばちです」「たれてる!」「かさねにのおはなし」「じめんのしたになにがある」などたくさんの本を読んでいただきました。一緒に「ま、いっか」と声を出したり、「睦小の下には何があるかな」と考えたりしながら楽しく1時間を過ごしました。
最後は3年生。「いちゴリラ」「たべてあげる」「みがいてあげる」や、中川りえこさんの絵本など、楽しい絵本を読んでいただきました。お話を聞きながら絵本を指さしたり声を出して笑ったり、知っていることを話したりして本の世界に入り込んでいました。
子供たちのためにたくさんの本を用意してきてくださり、本の世界に導いてくださったポケットの皆様、大変ありがとうございました。次回も水曜日を楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。