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4年生 施設巡り
社会科の学習で施設巡りに行きました。テーマは「水のゆくえ」と「ごみの処理」です。それぞれの児童が疑問や課題をもち、学んでくることができました。
1か所目は下水処理場です。私たちが使って汚れた水が、どのようにしてきれいになるのかを映像や実験の様子から学ぶことができました。汚れを食べてくれるという微生物を顕微鏡で見たときには、様々な歓声?があがっていました。
2か所目は中央配水場です。どのようにして、きれいな水が私たちのところへ届くのかを学習しました。施設の人たちが安全な水を私たちのもとに届けるために、24時間365日休まず働いてくれていることを知り、驚きとともに感謝の気持ちをもつことができました。
3か所目はアクトリーです。ごみの焼却や、その時にでる熱を利用して行っている様々な活動について見学させていただきました。大きなアームでごみを持ち上げる様子や、焼却熱を利用して飼育されているアワビやフグなども見ることができました。同様に栽培されているトマトの試食までさせていただき、大満足の様子でした。
実際に見学をすることで児童にとって大きな学びになりました。お世話になった方々、本当にありがとうございました。
✨町陸上記録会✨
6月の上旬、絶好の青空の下で壬生町陸上記録会が行われました。
約1か月間、放課後の陸上練習を経て、心も体もたくましくなった睦小学校の50名で今回は参加しました。
応援席からの熱い声援を背にしながら睦小学校の代表として、選手は十分に力を発揮してました。
競技に参加する態度も、応援する態度も大変立派でした。
「頑張れ!!」「ナイスファイトだったよ!」と児童同士が声を掛け合う姿が見られ、感動的でした。
この経験を生かして、今後の学校生活もチャレンジ精神と粘り強さで頑張っていきましょう!
保護者の皆様、陸上練習へのご理解、ご協力ありがとうございました。
6年生算数「データの活用」
6月11日(水)壬生町教育研究所主催授業研究会が本校で行われました。6年生の「データの活用」の単元です。課題は、先日行った新体力テストの実際のデータから『1組と2組ではどちらの方が勝ちそうか予想しよう』ということで、根拠となる資料を作り始めます。
50m走の記録から徒競走はどっちが優位なのか?シャトルランの記録から持久走記録会は?とそれぞれのグループに分かれてデータを分析しました。今までの授業のノートを見比べながら考えていました。
中間発表では、手書きのドットプロットにデジタルで最大値・中央値・最小値の矢印を加えて表現していました。他のグループから「最頻値と平均値を入れたら結果が変わるかもしれません」と意見をもらってさらに修正していました。この『批判的に捉える』ことがデータの活用の単元では重要視されています。情報化社会を生きる子どもたちにとって必要な資質・能力が身に付いてきました。
他のグループは「どんなことで今悩んでいるかな?」と確認すると、「ドットプロットが重なって見づらくなってしまった」というところに「ドットを小さくする」「メモリの幅を大きくする」などのアドバイスも子供同士でされていました。
授業研究会では、お越しいただいた他校の先生方からもご意見をいただきました。「運動会などの勝敗予想に自分たちのデータを分析するということが子どもたちを主体的に動かしている」「各グループに入って、話し合いで行き詰っているところを把握し、的確なアドバイスをしていた。「教える」から「引き出す」の授業。」「キーワードを出せていた。平均値・中央値・最頻値など」「データを出した後資料をどう使っていくかの段階で悩んでいた。」などなど協議が続きました。
6月18日(水)隣のクラスの発表会が行われていました。各代表値ごとにどちらの結果の方が良いのかを考え、その集計結果から結論を導くグループがほとんどでした。そんな中、ドットプロットの散らばりに着目し、反対の結論を導き出す子もいました。競技の特性やルールによって、どの資料や値を根拠とするのかを判断しようとする姿勢が見られ、子どもたちの成長を感じました。
同じグループの中で柱状グラフの見た目が大きく変わっているものがあり、階級の幅を変えることでグラフの印象を変えることにも気づくことができました。
数学的な見方・考え方が深まっていく発表会に、感心しました。この学び生かして、中学生になっても活躍してくださいね。期待しています!!
教育委員による学校訪問
6月18日(水)壬生町教育委員会:教育長、教育委員の皆様、学校教育課の皆様にお越しいただきました。今回の訪問の目的は2点。本校の人的物的環境を把握し教育行政に生かすことと、各校の参考になる教育活動を壬生町全体に広めることです。学校長からの学校概要の説明後に各教室の授業をご覧いただきました。
「どの教室も整頓されている。生活面・学習面でも授業を受ける姿勢が良い。学ぶ姿勢が学力向上につながっている。」
「どのクラスも授業のレベルが高い。先生方が毎日の授業づくりを子供たちのためにしっかりと取り組んでいる様子がうかがえる。素晴らしい!!」
「身体を向けて話を聴く児童が多く、相手を大切にするという姿勢を大切にしていることがうかがえました。昨年度の訪問からも継続した指導の賜ですね。」
「子どもたちの授業の姿勢がいい。1年生から6年生までみんな集中して考えたり、意見交換したりできている。挙手が非常に多くて素晴らしい。」
とたくさんお褒めの言葉をいただきました。
子どもたちの頑張る姿をご覧いただけて嬉しく思います。今後とも子供たちが安心して学べる環境を整えていきたいと思います。お忙しい中お越しいただき、たくさんの励みのお言葉をありがとうございました。
演劇鑑賞会「影絵劇」
6月13日(金)演劇鑑賞会が行われました。子どもたちの司会進行でスタート。
「影絵ってみなさんはどんなものをイメージしますか?」の問いに、手で狐を作って見せる子どもたちがたくさんいました。 どんな影絵劇になるのか?子どもたちはワクワクしながら待っていました。
劇の題目は「あらしのよるに」。体育館が真っ暗になり、影絵が映し出されると、子どもたちのどよめきの後、シーンと静まり語りに引き込まれました。
物語が終わると、影絵体験教室が始まりました。「やってみたい人?」の問いに、多くの子が手を上げました。
実際にやってみると、高さの調整や大きさの調整、動物の動きの表現など難しいようでした。
3人の挑戦に会場は笑いと拍手に包まれました。
代表の児童から「今日は睦小に来てくださりありがとうございました。・・・実際に見てみて、効果音や声の使い分けがすごくて、動物の動きが細かくて、練習しているところを見てみたいと思いました。背景が色の光といろいろな形や文字の影で動いているところが話を盛り上げていると感じました。・・・私は「あらしのよるに」を見たことがなかったので、続きが気になるので、本を読んでみたいです。」と素直な感想を自分の言葉で伝えることができました。
花束贈呈の際には、6年生が1年生に寄り添い花束をお渡しする姿に、心が温かくなりました。
遠方よりお越しくださった影絵劇団の皆様、素敵な物語とレクチャーをありがとうございました。この感動は大人になっても思い出として、子どもたちに心にいつまでも輝いていることでしょう。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。