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6年生算数「データの活用」
6月11日(水)壬生町教育研究所主催授業研究会が本校で行われました。6年生の「データの活用」の単元です。課題は、先日行った新体力テストの実際のデータから『1組と2組ではどちらの方が勝ちそうか予想しよう』ということで、根拠となる資料を作り始めます。
50m走の記録から徒競走はどっちが優位なのか?シャトルランの記録から持久走記録会は?とそれぞれのグループに分かれてデータを分析しました。今までの授業のノートを見比べながら考えていました。
中間発表では、手書きのドットプロットにデジタルで最大値・中央値・最小値の矢印を加えて表現していました。他のグループから「最頻値と平均値を入れたら結果が変わるかもしれません」と意見をもらってさらに修正していました。この『批判的に捉える』ことがデータの活用の単元では重要視されています。情報化社会を生きる子どもたちにとって必要な資質・能力が身に付いてきました。
他のグループは「どんなことで今悩んでいるかな?」と確認すると、「ドットプロットが重なって見づらくなってしまった」というところに「ドットを小さくする」「メモリの幅を大きくする」などのアドバイスも子供同士でされていました。
授業研究会では、お越しいただいた他校の先生方からもご意見をいただきました。「運動会などの勝敗予想に自分たちのデータを分析するということが子どもたちを主体的に動かしている」「各グループに入って、話し合いで行き詰っているところを把握し、的確なアドバイスをしていた。「教える」から「引き出す」の授業。」「キーワードを出せていた。平均値・中央値・最頻値など」「データを出した後資料をどう使っていくかの段階で悩んでいた。」などなど協議が続きました。
6月18日(水)隣のクラスの発表会が行われていました。各代表値ごとにどちらの結果の方が良いのかを考え、その集計結果から結論を導くグループがほとんどでした。そんな中、ドットプロットの散らばりに着目し、反対の結論を導き出す子もいました。競技の特性やルールによって、どの資料や値を根拠とするのかを判断しようとする姿勢が見られ、子どもたちの成長を感じました。
同じグループの中で柱状グラフの見た目が大きく変わっているものがあり、階級の幅を変えることでグラフの印象を変えることにも気づくことができました。
数学的な見方・考え方が深まっていく発表会に、感心しました。この学び生かして、中学生になっても活躍してくださいね。期待しています!!
教育委員による学校訪問
6月18日(水)壬生町教育委員会:教育長、教育委員の皆様、学校教育課の皆様にお越しいただきました。今回の訪問の目的は2点。本校の人的物的環境を把握し教育行政に生かすことと、各校の参考になる教育活動を壬生町全体に広めることです。学校長からの学校概要の説明後に各教室の授業をご覧いただきました。
「どの教室も整頓されている。生活面・学習面でも授業を受ける姿勢が良い。学ぶ姿勢が学力向上につながっている。」
「どのクラスも授業のレベルが高い。先生方が毎日の授業づくりを子供たちのためにしっかりと取り組んでいる様子がうかがえる。素晴らしい!!」
「身体を向けて話を聴く児童が多く、相手を大切にするという姿勢を大切にしていることがうかがえました。昨年度の訪問からも継続した指導の賜ですね。」
「子どもたちの授業の姿勢がいい。1年生から6年生までみんな集中して考えたり、意見交換したりできている。挙手が非常に多くて素晴らしい。」
とたくさんお褒めの言葉をいただきました。
子どもたちの頑張る姿をご覧いただけて嬉しく思います。今後とも子供たちが安心して学べる環境を整えていきたいと思います。お忙しい中お越しいただき、たくさんの励みのお言葉をありがとうございました。
演劇鑑賞会「影絵劇」
6月13日(金)演劇鑑賞会が行われました。子どもたちの司会進行でスタート。
「影絵ってみなさんはどんなものをイメージしますか?」の問いに、手で狐を作って見せる子どもたちがたくさんいました。 どんな影絵劇になるのか?子どもたちはワクワクしながら待っていました。
劇の題目は「あらしのよるに」。体育館が真っ暗になり、影絵が映し出されると、子どもたちのどよめきの後、シーンと静まり語りに引き込まれました。
物語が終わると、影絵体験教室が始まりました。「やってみたい人?」の問いに、多くの子が手を上げました。
実際にやってみると、高さの調整や大きさの調整、動物の動きの表現など難しいようでした。
3人の挑戦に会場は笑いと拍手に包まれました。
代表の児童から「今日は睦小に来てくださりありがとうございました。・・・実際に見てみて、効果音や声の使い分けがすごくて、動物の動きが細かくて、練習しているところを見てみたいと思いました。背景が色の光といろいろな形や文字の影で動いているところが話を盛り上げていると感じました。・・・私は「あらしのよるに」を見たことがなかったので、続きが気になるので、本を読んでみたいです。」と素直な感想を自分の言葉で伝えることができました。
花束贈呈の際には、6年生が1年生に寄り添い花束をお渡しする姿に、心が温かくなりました。
遠方よりお越しくださった影絵劇団の皆様、素敵な物語とレクチャーをありがとうございました。この感動は大人になっても思い出として、子どもたちに心にいつまでも輝いていることでしょう。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
5,6年生 地域奉仕活動
6月6日(金) 六美町北部自治会の皆様と一緒に、学校の外周に花苗を植えました。
まず、6年生代表児童の進行ではじめの式を行いました。
六美町北部自治会長様からは、「心を込めて花を植え、ぜひ、植えた後にも花に心を寄せ、お世話もしていただきたい」との言葉をいただきました。
心を込めて、花苗を植えます。
色合いも考えながら花苗の配置を考えて。
心を込めて一苗ずつ丁寧に植えていきます。
自治会の皆様のお力添えもあり、30分程度であっという間に、学校の外周が美しい花々で彩られました。
子供たちは、地域の方々とも仲良しに。
ちなみに校長先生によるとマリーゴールドの花言葉の1つは「友情」とのこと。
地域の方々とも活動を通して、つながりが強まったように思います。
最後は、今日、植えたきれいな花にも負けない明るい笑顔で。
六美町北部自治会の皆様、ありがとうございました。
クリーングリーン活動
2回目のクリーングリーン活動が行われました。今回は、クラスの花壇に花苗を植える活動です。数種類の花の中から、自分が植えたい花を選んで植えました。
5月に草取りをしましたが、小さな草がたくさん生えてしまったので、まずは草取りから・・・
花壇がきれいになったところで、いよいよ花苗植えです。
こちらは、花苗を植えるのは、初めての1年生。この日をとても楽しみにしていました。
花壇が花できれいになりました。
最後に、片づけです。
2年生が、1年生のシャベルの片づけを進んで行ってくれました。2年生ありがとう。
倉庫には、きれいに片付けられたシャベルが並びました。
各クラスで、花壇のデザインを考えて植えたので、植え方はそれぞれです。
どのクラスも、素敵な花壇になりました。
気持ちの良い日差しの中、子供たちは、一生懸命取り組んでいました。「自分たちの学校をきれいにしたい。」という気持ちがあらわれていたと思います。今は、苗も小さいのですが、大きく育てば、もっともっと素敵な花壇になることでしょう。これから、毎日水をあげたり観察したりしながら、花の成長を楽しみたいと思います。みんなで花いっぱいの素敵な睦小にしていきます。
1年生の「盛りだくさんの日」シリーズ ~先生方にインタビュー・公園探検・BMゆうがお~
生活科の学校探検や縦割り清掃を通して、校舎内の教室配置をおおよそ覚えた1年生。
今度は生活科「学校にいる人々と仲良くなろう」の学習で、約1週間、休み時間を使って先生方にインタビューをして回りました。「失礼します。」「私は、~です。」「好きな数字は何ですか?」等、自分達から声をかけて先生方を覚える活動です。初日は遠慮がちで、声も小さかったのですが、繰り返すうちに堂々と話しかけるようになりました。
生活科は「通学路を探検しよう」「公園に出かけよう」の学習へと続きます。6月5日(木)の午前中は校外学習(おもちゃのまち児童公園(第2・第3))に出かけました。
1組と2組の同じ出席番号で仲良しペアとなっての移動です。初めての校外学習に、みんな笑顔いっぱいです。
公園に到着すると、班ごとに計画していた遊びの始まりです。ブランコの下には夕べの雨の水たまりが少々残っていました。予定の遊びができない班は自然に相談が始まり、次々に遊びを提案し合い、元気に活動していました。
5時間目は、初めての「BMゆうがお」移動図書館の日です。町立図書館の皆様の説明を受け、移動車の中に入って5冊選び、利用カードを提示する流れを学ぶことができました。毎週の学校図書館利用とともに、毎月の「BMゆうがお」利用も楽しみです。
1年 歯磨き教室
今週は、歯と口の健康週間です。
2階の渡り廊下に啓発ポスターを掲示したり、お昼の校内放送でクイズを出したりと、様々な取り組みを展開しています。
6月3日(火)には、歯科衛生士さんによる1年生の歯磨き教室が開かれました。
砂糖を多く含む食べ物や「歯垢」「第一大臼歯」等の用語を分かりやすく教えていただきました。
最後に、歯ブラシを使って実際にブラッシングの仕方を練習しました。
子ども達は奥歯までしっかり磨くコツをつかんでいました。毎日の歯磨き習慣につながる有意義な学びとなりました。
4年生 民話の会
今回は4年生が民話の会の方にお世話になりました。お話ししてくださったのは、「こぶとり」と「うらしま」です。よく知る話なのに、とてもやさしい声とゆっくりとした間に引き込まれ、穏やかな気持ちになりました。
お話の最後に「この後、うらしまはどんな風に過ごしたと思いますか?」と子供たちの想像力をかき立てる問いが投げられました。子供たちは思い思いに想像を巡らせていました。
6月2日(月) プール開き
6月になり、1学期も折り返し地点。
よく晴れた今日。気温も上がり、プールシーズンの到来です。
今年も安全にプール指導が行われるよう、校長先生と体育主任で安全を祈願を行い、プール開きを行いました。
興味津々。ワクワク!
フェンス越しに、その様子を2年生の子供たちも見守っていました。
一番目にプールに入るのは・・・。
プール清掃を頑張った6年生。
この時ばかりは、いつも頼もしい6年生が無邪気にはしゃいでいます。
1年ぶりにプールに入る児童がほとんど。
今日は、簡単なゲームを通して「水慣れ」に時間を割いた授業となりました。
水中じゃんけん。まずは1回のみ。(水慣れが進むと、連続3回勝負など水中の時間を徐々に長くしていきます。)
続いて、「リングとり」。
水中に無作為に蒔かれたリングを拾い集めます。
6年生は、もうこの段階で既に泳ぎ始めているお子さんも。
子供の頃に身に付けたことは、一生忘れないと言われる通り、1年間のブランクを感じさせない泳ぎを披露する子も。
続いて、4年生が授業を行いました。
こちらも準備運動を入念に行うとともにプール使用上の約束を確認した後、「水慣れ」をねらいとした授業でした。
元気いっぱい4年生は、流れるプールをつくって活動していました。
5時間目は、2年生も今年度初めてのプールの授業。
入念な準備運動。少しずつ、水を体につけて入水。
2年生の授業は、バディで鬼ごっこを取り入れるなど、こちらも「水慣れ」をねらいとした授業となりました。
プール開き当日の今日は、3学年が今年度初めてのプールでの授業を行いました。
天気予報では、今週末にかけてさらに気温が上がっていくようです。
残りの3つの学年の「初プール」も近いことでしょう。(明日は、あいにくい雨予報ですが・・・)
水慣れが終わると、体力や水泳技能を高めるため、いよいよ各学年や個人に応じた目標に向かっての練習が始まります。めあてに向かって、粘り強く取組み、心も体もたくましく成長できるよう、支援していきます。
日産ものづくりキャラバン
5月28日(水)の2・3校時に、日産自動車栃木工場から3名の講師の方にお越しいただき、「日産ものづくりキャラバン」を実施しました。今回は①日産ドリーム号づくり②オンライン工場見学の2つの内容を各クラス交互に実施しました。
2組 日産ドリーム号づくり
「カイゼン(改善)」「協力」をテーマに、役割分担ごとに改善策を考えたり、チーム全員でアイディアを出し合ったりしながら、1秒でも早く、そして正確に組み立てられるように努力していました。
車を作ってみてすごく楽しかったです。車はこうやってできているんだなと思いました。
車を作るのが難しかったけど、楽しかったです。
車を一台作るのには協力が必要と言うこと、 キャラバンで整理整頓などの大切なこと、なるほどと思いました。
私の父や、祖父が、日産自動車とかかわりがあるので、ある程度の事は知っていました。工場の事は知らなかったので、初めての工場見学の時に、私たちがした質問について、とっても詳しく分かりやすく教えてくれたり、モノづくりキャラバンの時に、ストップウォッチの使い方をやさしく教えたりしてくれて、とても楽しかったです!またやってほしいです!
1組 オンライン工場見学
日産自動車栃木工場とオンライン接続をし、アテンダントの方の説明を聞きながら工場見学を行いました。広い工場内で実際に車を製造している様子をみたり、工夫や地球環境問題への取り組みなどを教えていただいたりしました。
"僕は、車が大好きで、「どんなことをやるのかな」と思っていました。クイズに答えるオンライン工場見学と、ものづくりキャラバンができてとても楽しかったです。またこういう機会があったら参加したいです!"
大人になって車の免許をとったとき、車の部品や種類などを知ることができ、便利だと思いました。今日は、車の仕組みなどをたくさん学んで普段知らないことを知れてうれしかったです。
温度差を改善し、使う温度を80度で同じにして、地球温暖化を防ぐ工夫がされていて、なるほど!と思いました。
オンラインでは、どのように車が作られているかとか、三択クイズをしながらおしえてくれて、すごくわかりやすかったし、疑問に思ったり、すごいなと思ったことがたくさんありました。あと日産モノづくりキャラバンでは、班で、協力をしながら、小さい車を作るという貴重な体験をさせてもらって、とても楽しかったし、おもしろかったです。
実際に自分の手でミニカーを作ってみたり、普段は見ることのできない製造工場の内部の様子を見ることができたりと、子供たちにとってとても貴重な時間となりました。
関係者の皆様、お忙しい中このような機会を提供してくださり、授業をしてくださいましたことに心から感謝いたします。ありがとうございました。