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自分たちの睦小は、自分たちの手できれいにしよう!

運動会目前の木曜日の朝のことでした。校内を歩いていると、6年生の姿を見かけました。

ほうきとちりとりを持っています。何をしているのかを聞いてみたところ、

「今日は清掃がないから掃除をしています!」と明るく答えてくれました。

「睦小学校をきれいにしたい!」「みんなが気持ちよくすごせる環境をつくりたい!」という6年生たちの気持ちが伝わってきました。

あれから数週間が経ちますが、朝の清掃を続けてくれています。よいと思うことを進んで行う姿は、とても立派です。

 

 

その姿を近くで見ている5年生も、朝の清掃を一生懸命頑張っています。来年は6年生となって睦小を引っ張っていく皆さんです。頼もしさを感じました。

 

 

そして、先輩たちの姿に憧れを抱いた4年生、3年生も、朝のお掃除を始めました。

よい行いが、どんどん広がっていく、素敵ですね。

  

 

現在睦小学校では、どこのクラスでも当番を組んで、清掃のない月、水、木の休み時間に簡易清掃を行っています。どのクラスを覗いても、一生懸命丁寧に掃除をしています。「当番だから」「やりなさいと言われたから」と渋々行っているのではなく、「自分たちの教室をきれいにしたい!」という思いをもって取り組んでいる証拠です。

掃除をしながら、心もきれいに磨いている子供たち。2学期になって、ぐっと成長しました。これからが楽しみです。

3年生【道徳】少しだけなら・・・

 10月30日(水)3年生の教室では、道徳の研究授業が実施されていました。「ついついやり続けてしまったことある?」という問いに90%の子が「ある」と回答、予想通り1位はゲーム、2位は動画・・・この素直さ、人間の弱さを認識(人間理解)することによって道徳的価値に迫ることが出来るようになります。

 今回はある少年の「少しだけなら・・・」というお話。先生の範読に夢中になって資料を目で追います。お母さんとの約束にパソコンの電源をOFFにするけど、やっぱりゲームのクーポンが気になって電源ON・・・お母さんが帰ってくる前にOFFに出来たけど・・・。資料の最後にお母さんに褒められたけど心の中はどう?との問いに子供たちは、「気まずい」「やだな~」「モヤモヤする」と回答。

 ここからが本題!友達と話し合う中で「タイマーが鳴ったからやめた」「お母さんに怒られちゃうからやめた」「お母さんに迷惑かけちゃう」「周りの人に迷惑かけちゃう」「もしも個人情報入れたら怖いことに巻き込まれちゃう」「だってお母さんに信じてって言ったのに」「罪悪感が・・・」「その後のことを考えたら」と深まっていく様子が見られました。

 最後に、「今までやりたいけどやめられた・我慢できたことあるかな?」の問いに、様々な経験が飛び出しました。そのエピソードに対して「やめられた〇〇さんをどう思う?」とみんなに投げると「ほめてあげたい」「えらいと思う」「すごいな~と思った」と友達を称賛する言葉がたくさん出てきました。友達から認められる言葉をもらって、満面の笑みを浮かべる子供たちでした。これぞ『睦み合いの学び』です。

 堤藤成著の「ハッとする言葉の紡ぎ方」の冒頭に、

就活生は言葉を紡ぐことで『やりたい仕事に就くための環境づくり』を試みます

コーチは言葉を紡ぐことで『選手の内省のきっかけとなる本質的な問い』を試みます

営業マンは言葉を紡ぐことで『顧客の本当の課題を見出すこと』を試みます

マーケターは言葉を紡ぐことで『顧客の心にうるおいを与えること』を試みます

起業家は言葉を紡ぐことで『アイディアをまなざし、カタチにすること』を試みます

そして人間は皆、言葉を紡ぐことで『自分らしい人生を歩んでいくこと』を試みます

言葉を紡ぐことは、自分の人生を前に進めるための、もっとも気軽に取り組める具体的な活動なのですとあります。

 子どもたちもその時その時の発達段階において、道徳や国語の時間を中心に様々な場面で言葉を紡ぐことで自分らしい人生を歩み始めているのでしょうね。だからこそ、「その時に感じたことを言葉にしてほしい。言葉にして残していきたい。」そう思うのです。友達から褒められた経験、その時の心の変容。道徳のノートやキャリアパスポート、卒業文集など、大人になった時にふと読み返して、こんなことを考えていたんだっけってなる。その言葉がまた新たな言葉を紡ぐきっかけになるのでしょうね。

5年生車椅子バスケット体験

 壬生町社会福祉協議会様、講師方の御協力により、5年生の児童が「車いすバスケットボール」の体験を行いました。

 

講話では福祉ってどんなこと?車いすって何?という内容について学習しました。

車いすバスケでは、初めて見る車いすに大興奮!!

「もう乗っていいですか?」「はやく乗らせてください!」

という声がたくさん聞こえてきました。

実際に乗ってみると、思った以上に難しい、、

右に行きたいのに左に行ってしまったたりと大変な様子。

しかし、講師の先生からコツを教えてもらうとみるみると上達していき、実際にバスケの試合もできるようになりました。

終わりには、

「もっと乗っていたかったな!」

「次は普段から車いすバスケをしている人たちと一緒にやってみたい!」

とまだまだ乗りたかった様子、すごく楽しかった様子が見られました。

福祉とは、「すべての人が、お互いに助け合って、幸せな生活を送れるようになること」を目標としています。

今回実際に体験をすることができ子供たちは貴重な経験をすることができました。

  

 

 

3年生「社会科見学」

 10月29日(火)、3年生が社会科見学へ行ってきました。はじめは、石橋消防署。見学がはじまってすぐに、救急車が出動していく様子を見て、命を救う仕事の一場面を見ることができました。消防隊員の方々に消防車の仕組みや出動までの手順を教えていただいたり、消火活動の際に使う道具を実際に持たせてもらったりして、「予想より重かった!」とつぶやいたり、「重い防火服を30秒で着られるなんてすごい!」と驚いている姿が見られました。

 「火を消しに行くときにどんなことを考えて消していますか?」という質問に、「最後まで諦めないという強い気持ちを持って」「絶対助けるぞ!」「助けるというのはその人の命だけでは無くて、助ける人の持ち物・資産も含めてなるべく多くを守るために、早く消すことを心がけています」「助ける人を最優先で守る!!」という熱い想いを込めて答えてくださいました。私たちの暮らしを守る消防士さんの格好良さに憧れる気持ちを抱かずにはいられないひとときでした。

 質問した子が答えていただいた後に「ありがとうございました」と一人一人言える子供たちも素敵だなと思いました。

 通常業務に加え緊急出動も重なるなど、本当にお忙しい中、子供たちのためにお時間を割き、案内や説明・訓練など見せていただき、子供たちは大興奮でした。ありがとうございました。安全・安心な町づくり、これからもよろしくお願いします。

 午後は、益子へ

 4年生の学習を先取りして、益子焼のろくろ体験に挑戦!!「1回目は失敗した方が早くうまくなるかも?」という先生の言葉に、子供たちは積極的に手を動かしていました。うねうねしちゃうかと思いきや、才能を開花する子供たち!!真剣な表情でイメージ通りの作品をどんどん創り上げていました。『失敗を恐れず、たくさん挑戦する!!』まさにその言葉通りの集中力でした。

 益子の地で採れる粘土が7割以上で、なおかつ益子の窯で焼いたものを益子焼と認められるそうです。お店に並んだ益子焼に「かわいい~」「さっきの先生がつくったお皿だよ」「うちにあるのと似てる~」と楽しそうに話しながら興味深く見ていました。

  丁寧にご指導いただいたよこやまの皆様に心から感謝申し上げます。子供たちは夢中になって製作できたことで、大満足で帰校することができました。ありがとうございました。

 

前期なかよし班最後の共遊でした

10/28(月)前期なかよし班最後の共遊を行いました。

2時間目終了と同時に、校内に楽しい音楽が流れます。

共遊スタートの合図です。

子供たちは、わくわくしながら校庭に向かいます。

校庭に出てみると「今日が最後の共遊だから、楽しく遊ぼうね!」と上級生がお話している班、遊びに向けて協力してコートの準備をしている班、さっそく鬼決めをして遊び始めている班と、様々でした。

 

校庭を思い切り駆け回る姿、笑顔で体を動かす姿、下級生を気にかける上級生の姿、とても素敵です。

 

 

 

共遊は、横のつながりだけではなく、学年を越えた縦のつながりをつくる目的で行われています。

なかよし班が変わっても、半年間、清掃や遊びを共にして築いた絆は無くなりません。

すれ違ったときに挨拶をしたり、校庭で出会ったら「一緒に遊ぼう!」と声を掛け合える関係がつくれていると嬉しいです。

読書旬間 ポケットさんの読み聞かせ(1・2・3年)

 読書旬間中の23日(水)、いつもはポケットさんが朝の読み聞かせの時間に来てくださいますが、読書旬間中なので2校時~4校時の時間に、1~3年生にたくさんの本の読み聞かせをしてくださいました。

 最初は1年生。「うみキリン」「まっいっか」「ハエくん」「いくらなんでもいくらくん」など面白い本が多く、笑いながら話を聞いていました。「うみキリンに会ってみたいな!」「いくらくんのお風呂に入ってみたい!」と本の世界に入って楽しんでいるようでした。

  次は2年生。「きゅうしょくたべにきました」「うえきばちです」「たれてる!」「かさねにのおはなし」「じめんのしたになにがある」などたくさんの本を読んでいただきました。一緒に「ま、いっか」と声を出したり、「睦小の下には何があるかな」と考えたりしながら楽しく1時間を過ごしました。

 最後は3年生。「いちゴリラ」「たべてあげる」「みがいてあげる」や、中川りえこさんの絵本など、楽しい絵本を読んでいただきました。お話を聞きながら絵本を指さしたり声を出して笑ったり、知っていることを話したりして本の世界に入り込んでいました。

子供たちのためにたくさんの本を用意してきてくださり、本の世界に導いてくださったポケットの皆様、大変ありがとうございました。次回も水曜日を楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

たくさんの本に出会った読書旬間

運動会が終わるとすぐ、読書旬間が始まりました。

この2週間の間、教室で、図書館で、廊下で、お昼の放送で、給食で、子供たちはたくさんの本と出会うことができました。

「図書ミッション」ランダムに問題を引き、図書館に関するミッションをクリアして図書館はかせになろう!

「図書館検定」初級、中級、上級の問題に答えると、5問中3問正解でしおりがもらえます。

 

「モンスター探し」図書館に隠れているモンスターを見つけよう!何体いるかな?

「キャラクター&本探し」問題に書かれているキャラクターが出てくる本は何でしょう?

あ!こんなところに発見!     

あ!こんなところに発見!

 

読んだら記録もしっかり。休み時間は大盛況でした。

   

みんなに分かりやすい掲示を作成中。 もちろん通常の貸出返却作業もしっかり。図書委員のみんなで読書旬間を盛り上げてきました。

 

お昼の放送では、読書感想文や読書標語を発表してもらいました。どの作品も素晴らしく、読み終わるとクラスから温かい拍手が湧き起こりました。

 

読書旬間中は、給食も「おはなし給食」に。この日は、「ハリーポッター」から、「シェパードパイ」の献立でした。魔法魔術学校でハリーたちが食べていたシェパードパイを再現してもらいました。図書館前に、読書旬間中におはなし給食に出てきた本も紹介されています。

 

最終日は、先生方の読み聞かせでした。担任の先生以外の先生が読み聞かせに来てくださいました。

どんなお話が聞けるのかな?どのクラスもみんな真剣に聞き入っていました。読み聞かせてくださった本も、後ほど図書館にてご紹介する予定です。

読書旬間ではたくさんの本と出会える機会を設定してきました。これからも、図書館では、子供たちが本を通じて新しい世界を発見し、豊かな感性を育む手助けをしていきます。子供たちの心に寄り添える1冊と出会えるよう、図書館でお待ちしています。

1年生【算数】10より大きくなる足し算

 10月25日(金)1年生の教室では算数の研究授業が行われていました。「アサガオの種が昨日は7個、今日は9個とれました。合わせて何個かな?」この問いに、ブロックで考える?図で考える?サクランボ算で考える?言葉で考える?と自分が何で考えるかを選択してからスタート!!

 子供たちは思い思いに活動を始めました。

とりあえずブロックを7個・9個と机に出して準備・・・そのうち9個の方を裏返してみて・・・

◯を7個・9個書いてみて・・・どこに動かそうかな・・・

昨日の授業で習ったようにサクランボにしてみよう・・・

「9から3をとって7に足せば10になるから・・・」と友達が分かるようにブロックを動かして説明していました。「9に1を足せば10になる」と7+9を9+7に捉え直して、前時の考えに帰着させて解いていた子もいました。小さな体で精一杯考えている表情や、分かってほしいと一生懸命説明する姿がとっても頼もしくなりました。

 今年度の学校課題は「児童の表現力を育む授業展開の工夫」です。全国学力学習状況調査でも、説明する力を問われています。自分が考えていることをどんな方法で表現するか?より伝わりやすい表現は?より理論的なスマートな表現は?と学年が上がるごとにレベルアップしていきます

 汐見稔幸著の「学校とは何か~子どもの学びにとって一番大切なこと~」の中にこんなことが書かれていました。「話し合い」を超えて「応え合い」を大切にしてほしいと願っています。「応える」は英語で「response」です。反応するということ。responsibilityは責任という意味ですが、子供たちには自分と意見の異なる相手に対しても、責任をもって反応し行動してほしいと願っています。同じクラスの仲間だけでなく、世界のどんな人に対しても応え合ってほしい。ただし、反応しないことも応えです。「分からない」「教えて」と言いやすい環境の中で、教える側もどうすれば相手に分かりやすく伝わるのかを試行錯誤しながら、子供たち自身で考える過程を大切にしている。自分とは違う相手を尊重しながら「応え合う」ことで いろいろな教科を通して支え、支えられながらお互いが変化し、成長する姿が授業を重ねるごとに見えてくる。と。

 グループでの活動では、「ちょっと分からないんだけど」「うんうん」「そっかぁ」とresponseしている子供たち、これが次の言葉につながっていくのですね。だから先生が「9に1足した方がいいの?」の問いに「そっちの方が簡単だし、しかも速い!!」と気づきを共有することができました。低学年のうちは具体物を使って操作することも重視していますが、授業終末の確かめ問題ではサクランボ算で説明する子がぐっと増えてきました。この1時間だけでも成長が見られる1年生、今後が楽しみになりました。

5年生親子で【携帯電話講習会】

 10月24日(木)6校時に5年生が「携帯電話講習会」を行いました。

現在の社会では当たり前のように使用している携帯電話やスマートフォン。

子供たちにとって、これから携帯電話やスマートフォンの利用は避けられないものとなってきます。

適切な使い方やリスクを学ぶ貴重な機会になりました。

子供たちが講師の先生の話に真剣に耳を傾ける様子が印象的でした。

 今日の話を聞いて「使いすぎに気を付けようと思いました。」「使う時間を減らそうと思いました。」「携帯で知り合った人についていかない。」と感想を述べてくれました。終了後に「先生、チェック項目3つも当てはまっちゃったからマズいと思いました。」と打ち明ける子もいました。しっかりと講話の内容を受け止めて自分事として振り返ることが出来た子供たちでした。

 最後に保護者の方向けに、個人情報をSNSで発信することで詐欺の標的にされる危険性が増すことを教えていただきました。専門家の方のお話に納得するとともに、慎重に情報機器を使うよう指導する必要性を感じました。お忙しい中、足を運んでくださったKDDIの講師の方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

✨「S認定証」表彰✨

1学期に実施した新体力テストにおいてすべての種目で8点以上をとった児童に県教育委員会より授与される「S認定証」。

10月23日(水)の昼休みに校長室で表彰を行いました。

今年の受賞児童は2名でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緊張した面持ちでしたが、堂々と賞状を受け取ることができました。

日頃から運動に励んでいる2人。

睦小学校全体でも「運動の秋」ということで持久走記録会に向けて励んでいきます。

 

校長室で表彰を行いましたが、その表彰の横で4年生が校長室をきれいにしようと自主的に掃除をしていました。

奉仕の心にも触れられ温かい気持ちになった昼休みでした。